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カメラバッグらしからぬデザインのトートバッグが取材時の相棒に【2019年買ってよかったモノ:編集部・稲葉利二の場合】

2019年の振り返り企画…ということで、プロの写真家やカメラライターに「2019年買ってよかったモノ」(※)を一斉調査! なぜ買ったのか、どうして“よかった”のか、ざっくばらんに語ってもらいます。今回は番外編として、編集部・稲葉利二の2019年ベストヒットアイテムをご紹介!

※2019年の新発売製品に限定していません

 

編集部・稲葉利二の2019年買ってよかったモノ:IND2 T200 トートバッグ

CAPA編集部内でも比較的、取材仕事が多い私にとって、肩にかければ両手を空けやすく、ガバッとモノを出し入れできるトートバッグは取材時の必需品になっている。そろそろクタビレてきた2代目の後を引き継ぐために2019年に購入した3代目が「IND2 T200 トートバッグ」だ。

 

「IND2」は「アルティザン・アンド・アーティスト」のデザイナーだった半杭誠一郎氏がハクバとともにプロデュースしたカメラバッグブランド。カメラバッグの記事を作成中に取材で訪れたハクバで見せていただいたのがキッカケだった。

 

気に入っているのは、そのまったくカメラバッグらしさのないデザイン。カメラがいらない日には、そのまま普段使いしてもまるで違和感がない。もちろん、トートバッグらしく何でも放り込んで持ち歩けるし、インナーボックスを入れれば、カメラマンではない編集者が最低限の機材を持ち歩くには最適だ。肩にかけたまま素早くカメラを放り込んでノートとペンに切り替えるのも簡単だし、両手を空けておきやすいのも嬉しい。

ちなみに2代目トートバッグはカメラをラッピングクロスで包んで放り込んでいたので、交換レンズも入れるとややカオス状態に。何かトラブったということはなかったが、やはり一抹の不安は常に感じていた。インナーボックスを入れてみようとしたこともあるが、底のほうの形がそうした使い方を考慮しておらず、うまく収まらなかった。その点、このバッグはそこが考慮されているので、収まりも良く安心、やはりベースはカメラバッグなんだな、と思う。ちなみにIND2では純正インナーボックスも販売しているが、現状では手持ちのもので代用中(ハクバ様すみません)。数種類発売されているので、そろそろどれか手に入れようかと物色中だ。

 

ということで、普段使いにも、カメラを持ち歩くにも便利なこのバッグ。街のスナップ用などにも最適だと思いますよ。