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そのカメラ、購入時から進化しているかも? 手軽にできる「ファームアップ」のススメ

外出自粛が続くなか、時間を持て余しているカメラ・写真愛好家も多いだろう。だが、テーブルフォトや写真データの整理、あるいは機材のメンテナンスであったりと、自宅でもできることは意外とある。カメラやレンズの「ファームアップ」もその1つだ。

製品発売後にデジタルカメラの本体ソフトウェア(ファームウェア)の新たなバージョンがメーカーからたびたび公開されている。これは不具合の修正や機能の改良・追加などに対応するためのもので、時には瞳AFへの対応や4K動画記録機能の追加など、大幅な機能向上が盛り込まれることもある。

 

当然ながら、ただ機材を使っているだけで自動的にアップデートされるわけではない。メーカー公式サイトで最新ファームウェアをダウンロードし、手動で反映させる必要がある。

 

具体的には、パソコン上にダウンロードした最新ファームウェアのデータをカードリーダー等を使って対応メモリーカード(あらかじめカメラ本体で初期化しておく)にコピーし、それをカメラにセット。その後、本体メニュー画面のファームウェアの項目から更新作業を進めるのが一般的だ。メーカーや機種によっては、USBケーブルでカメラとパソコンを直接つないで更新する場合や、スマホ経由で更新する方法などもある。詳細については、各メーカー公式サイトのファームウェア情報のページに手順もあわせて紹介されているので、そちらを確認するといいだろう。

 

ファームアップは無料、かつ手軽にカメラ・レンズの機能を向上させることができる。逆にいえば、ファームウェアが最新でなければ、その機材のパフォーマンスを100%引き出せていないということだ。機材を購入してから一度もファームアップをしていないという人は、ぜひこの機会に試してみてはいかがだろうか。

 

こうしたファームアップの情報は、メーカーサイトをこまめにチェックしていないとなかなか気づきにくいもの。CAPA CAMERA WEBでは、定期的に主要メーカーのファームアップ情報をニュース記事として発信しているので、そちらを参考にしてもらえれば幸いだ。

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