ご存知のとおりCP+2020は開催中止となってしまった。そこで、各カメラ用品メーカーにブースで大々的に展示する予定だった“今年の目玉製品”を聞いてみた。
■前編はこちら
シルイ
視野が増加する変わり種レンズとミラーレス用3軸スタビライザーが登場
三脚でおなじみのシルイからは「50mm F1.8アナモルフィックレンズ」が新登場する。左右方向に映像を圧縮して撮影、後処理で伸ばすことで1.33倍の視野が得られる映画用レンズだ。ミラーレスカメラ用スタビライザーの「Swift P1」も4月に発売予定。
50mm F1.8 アナモルフィックレンズ
希望小売価格/88,000円
4月発売予定
Swift P1
希望小売価格/23,500円
発売日未定
ニッシンデジタル
連写、連続発光の撮影に最適!クリップオンタイプのマシンガンストロボ
注目は高耐熱クオーツ管を採用した大光量マシンガンストロボ「MG80 Pro」。独自の電波式通信機能を内蔵しており、コマンダーとレシーバーのどちらの用途にも活用できる。また、自由な角度調整が可能なアンブレラホルダー「フリーチルターFT-01」や、3分割できる「スーパーライトスタンド ミニLS-20CS」なども新登場。
MG80 Pro
参考価格/59,400円
フリーチルターFT-01
参考価格/3,930円
スーパーライト スタンドミニ LS-20CS
価格・発売日未定
エツミ
おすすめはミラーレス仕様のカメラバッグだ!
新製品はコールマンブランドの「ショルダーバッグMS」。APS-Cサイズ以下のミラーレスカメラのダブルズームキットを収納するのにちょうどいいサイズで、散策のお供に最適。250gと軽いのもうれしいポイント。中仕切りが2枚付属している。
コールマン ショルダーバッグ MS
参考価格/3,000円
マルミ
角型フィルターや星景写真撮影用の光害カットフィルターも展開
昨年発売された、ワンタッチで着脱が可能なマグネット式の角型フィルターシステム「マグネットホルダーM100」や、星景撮影用の「StarScape」フィルターに注目。M100には角型のND、ハーフNDや専用PLが用意されている。
マグネットホルダーM100
参考価格/12,740円
StarScape
参考価格/13,580円(82mm径)
ヴァイテックイメージング
発表直後の三脚やこだわり派向けバックパックも
センターポールが倒せるトラベル三脚のマンフロット「befree GT XPRO」が目玉。3ウェイ雲台なのにコンパクトに収納できる同「3ウェイライブ アドバンス ソニーαモデル」や、こだわり派向けの「Chicagoバックパック30」も要チェック。
マンフロット befree GT XPRO カーボンT三脚キット
希望小売価格/72,000円
マンフロット befree 3ウェイライブアドバンス ソニーαモデル
希望小売価格/47,160円
マンフロット Chicago バックパック50
希望小売価格/37,500円
パワービジョン
自動AI、手持ち手ブレ補正、録音可能なドローンが登場
卵形のAI搭載カメラ「PowerEgg X」。手持ちはもちろん、ドローンの装着で水上離着陸や雨天飛行なども可能。しかも、世界で初めて録音機能も装備した。カメラ+ドローンの「エクスプローラー版」と、防水パーツも含む「ウィザード版」がある。
PowerEgg X
参考価格/99,900円(エクスプローラー版)
146,900円(ウィザード版)
ベンキュー
反射が最小限まで抑えられた写真・動画編集向けモニターに注目!
32型4K解像度のカラーマネジメントモニター「SW321C」は、Adobe RGB カバー率99パーセントの写真/動画編集向けモデルで、最新IPSパネル採用で反射を低減しているのがウリ。素早い設定変更が行える「ホットキーパックG2」も用意されている。
AQCOLOR カラーマネジメントモニター SW321C
想定価格/250,000円前後
6月上旬発売予定
東洋リビング
独自開発の「オートクリーンドライ」防湿庫&強力除湿の「モバイルドライ」
防湿庫の老舗、東洋リビングからはタッチセンサー式LEDバーライトを装備した「オートクリーンドライスタンダード」「同ワイド」シリーズに注目。また、コンセントにつないで繰り返して何度も使える「モバイルドライ」が100~240ボルト対応に進化して登場。
オートクリーン ドライシリーズ
参考価格/56,350円
(スタンダードシリーズ ED-120CATP2(B))
モバイルドライ MD-3
参考価格/3,820円
銀一
三脚、バッグ、ワイヤレスマイクと勢いのある新製品が勢揃い
人気ブランドを多数擁する銀一の目玉はPeakDesign「トラベルトライポッドカーボン」。バッグでは「エブリデイスリング6L」、注目度上昇中のWANDRD「プロヴォーグ21」、軽量化を図ったローリングタイプのThink Tank Photo「エアポートアドバンテージXT」、またコンパクトな無線マイクRODE「ワイヤレスゴー」が見逃せない。
Peak Design トラベルトライポッドカーボン
希望小売価格/91,000円
Think Tank Photo エアポートアドバンテージXT
希望小売価格/34,000円
WANDRD プロヴォーク21 フォトグラフィーバンドル
希望小売価格/36,000円
RODE Microphone ワイヤレスゴー
希望小売価格/26,000円
※本記事は2020年3月19日発売の雑誌「CAPA2020年4月号」をもとに制作しております。記事内の価格・新製品の発売時期などは変更となっている可能性があります。