はじめよう一眼動画 第4回 : 流れる水の撮影
「写真は撮るが、動画は撮らない」というアマチュア写真家の皆さんにも動画撮影を楽しんでもらおうという本企画。動画に関わるむずかしい理論などは敢えて脇に置き「とりあえずこの設定で撮っとけ」流で企画は進む。
第4回のテーマは風景写真でも人気の被写体である「流れる水」。人気の一因はシャッタースピードのコントロールで、肉眼では見ることのできない表現を容易に楽しめることだろう。では、シャッタースピードをコントロールしながら水の流れを動画撮影した場合はどうなるのだろうか?
以下、動画のダイジェストを簡単に紹介。
第4回は「水の流れをシャッタースピードでコントロール」。
講師役は「CAPA」本誌および「CAPA CAMERA WEB」で活躍中の写真家・中西 学さん。自身のYouTubeチャンネルでは風景撮影から製品レビュー動画まで、幅広く公開されている。
機材は「ソニーα7R IV」と「FE 24-105mm F4G OSS」の組み合わせ。
今回はシャッター優先モードで動画撮影。天面のモードダイヤルは動画にセットし、ファンクションからモード選択する。
シャッタースピードとフレームレートに関しても簡単にまとめている。
風景撮影で人気の被写体である滝を撮影。シャッタースピードの違いによって、動画としてどのように見えるのか?
ロケ地紹介
「北の丸公園」東京都千代田区
北の丸公園は、旧江戸城北の丸が位置していたエリアに広がる都心の公園。千鳥ヶ淵に咲く桜を撮影しようと、ここを訪れたことのある写真ファンも多いのではなかろうか。
旧江戸城の建築遺構で重要文化財にも指定されている清水門、田安門というふたつの城門やお堀と高い石垣、武道館や科学技術館などの施設は被写体としても魅力的な存在。園内には落葉樹と常緑樹の森林が育まれており、木陰で水の流れを眺めていると都心にいることを忘れてしまうほどだ。
秋には落葉樹が色づき、冬には水鳥が池に渡ってくるなど、年間を通じて撮影が楽しめる、好アクセスも魅力的な都市公園だ。