横浜に4店舗展開する「チャンプカメラ」のたまプラーザ店へ行ってきた。各店それぞれに特徴があるなかで、同店はデジタル中古の品揃えが豊富だとか。午前中から賑わう店内で話を聞いた。
フィルムで写真を撮りたいと思っている人には特に見逃せないショップ
チャンプカメラ たまプラーザ店の中古カメラはデジタルが中心。ショーケースにはデジタル一眼レフからミラーレスまでぎっしり並ぶ。
機材類とフィルム・プリントなどのスペースが分かれた店内
フィルム・プリントのスペースはいわゆるDP店の印象。プリント機器や各種アルバム、フィルムなどが並ぶ。機材エリアに入るとショーケースに新品・中古のカメラがずらりと陳列され、雰囲気が変わる。
デジタル中古品が多くを占める
最近の注目は、やはりミラーレス。特に「キヤノン EOS R5」の登場によって、ミラーレスの市場が活性化しそうとのこと。中古もミラーレスの動きに注意したい。
希少な品や人気機種が揃うMF機
フィルムカメラは珍しい機種が多い。「ニコンF」の最初期である製造番号640万台や、ライカ最初の一眼レフである「ライカフレックスI型」もあった。
種類豊富なフィルム
チャンプカメラはフィルムを豊富に扱うのも特徴のひとつ。富士フイルムやコダックの現行フィルムはもちろん、特殊効果が得られるエフェクトフィルムや期限切れのものまでさまざま。なんと生産終了から8年以上経過しているAPSフィルムも在庫する。当然期限切れだが、それでもAPSカメラを持っている人には朗報だ。
カラーネガ現像は30分仕上げ
さらに110、35mm、ブローニーのカラーネガ現像が、データ化も含めてわずか30分で仕上がる。そのため県内だけでなく、都内や千葉からもお客さんが来るとか。
若い人に人気のフィルムだが、今はそれがベテランにも飛び火。かつて使っていたフィルムカメラを出してきて、再びフィルムで写真を撮る人が増えているそうだ。同店に入ると、フィルムの勢いが伝わってくる。
スタッフのおすすめはコレ!
これだけさまざまなフィルムを扱うショップは数少ない。なかでも注目はエフェクトフィルム、価格は1500円前後 (写真右)。撮影すると、あえて光線漏れや変色したような特殊効果が得られ、現像してみないと結果はわからない。このほかモノクロはもちろん、ブローニーやAPS、110フィルムなどもある。
見つけた! 藤井カメラマンの気になる商品
コニカ FT-1 PRO HALF ヘキサノン AR 28mm F3.5
コニカのワインダー内蔵一眼レフ「FT-1 モーター」をベースに、カメラ店の証明写真用にハーフサイズにしたモデル。業務用に少量作られただけなので、滅多に見ることができない。画面が半分のハーフサイズは、28mmでは40mm相当の準標準レンズとして楽しめる。セットで税込44,000円。
チャンプカメラ たまプラーザ店 店舗情報
住所 神奈川県横浜市青葉区美しが丘5-1-3
営業時間 10:00~19:30
定休日 年中無休
TEL 045-902-6999
交通 東急田園都市線 たまプラーザ駅より徒歩約4分
※掲載した商品や価格は取材時のものです。