メディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」が2020年11月18日に開幕した。初のオンライン開催となる音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だ。オンライン会場から、注目のアイテムやユニークな製品をピックアップして紹介する。
なお、2021年2月26日までの会期中は、会員登録をすれば一部のオンラインセミナーを除いて誰でも閲覧・視聴することができる。
【ケンコー・トキナー / KPI】注目はトキナーのシネレンズと、新たに取り扱いを開始したMOZAのジンバル
ケンコー・トキナーとKPI (ケンコープロフェッショナルイメージング) は、共同で出展。両者が扱う各社の製品を展示する。中でもイチオシはトキナーのシネマレンズだ。
機動力を追求したコンパクト設計のトキナー「シネマ 11-20mm T2.9 ズームレンズ」は、超広角11mmから望遠135mmまでをカバーするデジタルシネマトグラフィーのためのズームレンズだ。
ケンコー・トキナーが国内総代理店となり、2020年9月に取り扱いを開始したMOZAのジンバルも紹介。
「MOZA プロフェッショナルジンバル AirCross 2」は、フルサイズミラーレスカメラでの使用をメインに想定した、軽量でパワフルなジンバル。有機ELディスプレイとスマートホイールを利用して、フォローフォーカスシステムを簡単に制御することができる。
専用アプリ「MOZA Master」を使うことで、搭載したカメラのバランスを自動調整したり、ジンバルのリモートやフォロー制御、高精度なモーションタイムラプス撮影も可能だ。
大容量バッテリーの採用により、最大12時間の連続駆動を実現。長時間の撮影が可能となっている。
※画像はすべて公式サイト、公式プロモーション動画より。
〈文〉柴田 誠