特集

これさえ知っておけば撮影できる! Vlogを始める“前の前”【超基本・後編】

村橋茜さんに聞いてみた!「多くの人に伝えたいからSNSを使い分ける」

Vlogを始める前の前
村橋茜さん
MC / リポーター / フォト・ビデオグラファー。世界を駆け巡りながらYouTubeで映像、オフィシャルサイトでブログ配信をする。

本格的に動画を撮るようになったのは、2014年に震災後の東北を訪れてからです。東北の現状を多くの人に伝えたくて、最初はソニーのハンディカムで自撮りスタイルで撮影していました。

その後、画質のいい一眼カメラに替えて、レンズやジンバルなどが少しずつ増えていきました。「Insta360」の前モデルは360°が撮れて映像に変化が出るので、サブで愛用しています。撮ってすぐにアップしたいときには、スマートフォンを使うこともあります。

動画は、あとで一覧しやすいように、すべてYouTube にアップしていますが、いくつかのSNSにもアップします。より多くの人に伝えたいからです。

Vlogを始める前の前
▲メインのカメラは「ソニー α6500」。マイク、ジンバルを装備する。サブカメラには「Insta360」を持って、シーンで使い分ける。
Vlogを始める前の前
▲上がYouTubeのあかねチャンネル、下がFacebook。基本的に動画はYouTubeにアップしているが、多くの人に伝えたいとの思いから、Facebook、InstagramのSNSにもリンクを貼っている。

細井研作さんに聞いてみた!「アプリで手軽に編集できるDJI、GoProの機材がオススメ」

Vlogを始める前の前
細井研作さん
日常の何気ないシーンを日々撮影するライフログアーティスト。「日常を集めるとフシギとワクワクする」をテーマに1500本以上の動画をYouTubeにアップ。トラベラーズノートはりはり会を主宰する。

Vlogは、スナップショットと同じような感覚て撮っています。これまで、いろいろな機材を使ってきましたが、今、手元に残っているのは、DJIの「OSMO Pocket」と「iPhone 11 Pro」です。DJIのアプリは、カメラのパンがプログラミングされていたりして、使い勝手がいいんです。また、BGMをつけて画像をつなげてくれるなど、すごく完成度が高いアプリだと思います。

先日手放したGoProのアプリもすごく良かったです。どちらもガジェットとして魅力的なだけでなく、真似のできないアプリがあるからこそ人気があるんじゃないでしょうか。

スマートフォンでも動画をよく撮ります。画像転送が早くて楽というのが理由です。パソコン用のソフトで難しいエフェクトをプリセットしているアプリがあるのも魅力です。Vlogは、直接つながっている友人、知人に見てほしいので、最近はFacebook、Instagramで公開することが多くなっています。

Vlogを始める前の前
▲細井さんが現在愛用しているのは、DJIの「OSMO Pocket」。DJIのアプリはエフェクトの種類が豊富で完成度が高い。
Vlogを始める前の前
▲細井さんのVlogは「KEN 3TV (けんさんてぃーびぃー)」のタイトルでYouTubeとFacebook、Instagramにアップされている。「日常を集めるとフシギとワクワクする」というキャッチコピー通り、おばあちゃんとの思い出や旅行、グルメや参加したイベントの記録など、細井さんの日々の暮らしを綴ったものになっている。友人に自分の近況を伝えるような内容だ。

 

 

〈取材・文〉柴田 誠

 

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