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「USB4」「Thunderbolt 4」って何? 迷わず導入するために最新インターフェースをまるっと解説

【注意ポイント】Type-Cケーブルには速度が遅いものがある

USBは徐々に進化してきたため、Type-Cケーブルも速度に合わせて複数存在している。遅いケーブルを使うと、転送速度はケーブルの持つ速度しか出ない。つまり、Tunderbolt 4やUSB4を生かすには、高速な対応ケーブルが絶対必要になってくるのだ。

USB4 & Thunderbolt 4 最新インターフェース解説
Type-Cケーブルには対応速度がある。高速な機器を使う場合は、それに見合ったケーブルが必要となる。遅いケーブルでは足かせにしかならない。

 

そして現在、そのために覚えておきたいのが、端子内に「E-Marker」を搭載したケーブルだ。端子の形状がType-Cであっても、このE-Markerが搭載されていないケーブルではUSB4もThunderbolt 4もその速度を出すことはできない。

USB4 & Thunderbolt 4 最新インターフェース解説
USB4 & Thunderbolt 4に対応したケーブルには、E-Markチップが搭載されている。

 

よってこれからType-Cケーブルを購入するなら、USB4やThunderbolt 4に対応したケーブルをオススメする。現在対応する機器を持っていなくても、下位互換によりUSB3.2やUSB3.1でもその規格の最速で動作してくれるので、この先、むだになることはない。

USB4 & Thunderbolt 4 最新インターフェース解説
Micro Solution Thunderbolt 4 / USB4ケーブル (Passive 0.8m 40Gbps対応)。参考価格 2,600円 (税込)。

【注意ポイント】Thunderbolt 3はソフト上で切り替えないと速くならない!

もう一つ注意してもらいたいことがある。現在のWindows 10 OSにてThunderbolt 3規格の周辺機器を完全な状態で動作するさせるには、ある設定が必要になる。

USB4 & Thunderbolt 4 最新インターフェース解説
高速なThunderboltと安心していると、思ったほど速度が出ない場合がある。

 

まず、PC側の端子がThunderbolt対応のType-Cであることが絶対条件だ。そしてThunderbolt機器をつないだときには「Thunderbolt コントロール・センター」というソフトを開いて、接続した機器をUSBからThunderboltに変更して認識させることが必要。

これはUSBとThunderboltでは使うコントローラーという機能が違うためで、USBの「UniversalSerial Bus コントローラー」をThunderboltの「PCI ExpressSerial Bus コントローラー」に切り替えることになる。ここを切り替えないとThunderbolt 3の真の性能を生かすことができないので、くれぐれもお忘れなく。また、この作業はThunderbolt 4とUSB4.0間では不要になる予定だ。

① Thunderbolt コントロール・センター

Thunderbolt機器をつないだら、スタートメニュー右横の検索項目に「Thunderbolt」と打ち込めば「Thunderboltコントロール・センター」が表示される。

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② つながれたThunderboltデバイス

この画面が出るので、中央に表示されているデバイスをクリックすると、コントローラーが切り替わりThunderbolt の正しいスピードで使えるようになる。

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