オンライン単独開催となったカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2022」。リアル会場でのイベントは残念ながら中止になりましたが、会場イベントのみ出展予定だったメーカーも含めた「これをお見せするはずでした! 新製品トーク駅伝」がパシフィコ横浜からライブ配信されました。その中から、各社イチ押しの新製品をご紹介します。
【ケンコー・トキナー】小さく軽いことで撮影チャンスが広がる超望遠レンズ
ケンコー・トキナーは、2022年2月25日に発売となる「トキナー SZ 500mm F8 Reflex MF」を詳しく紹介。
フルサイズ対応のMFレンズ「SZ 500mm F8 Reflex MF」は、光学系に組み込まれたミラー (鏡) の反射を利用することで長い光路を短い鏡筒に収めた500mm超望遠レンズ。全長はわずか89mm、重さは310g (Tマウントを除く) と非常にコンパクトであることが大きな特長だ。
今から40年前の1982年、トキナーは500mm F8のミラーレンズ「TM500」を製品化している。他社も同様のミラーレンズを販売していたが、その中でも「TM500」は群を抜いてコンパクトだった。左が「TM500」、右が新製品の「SZ 500mm F8 Reflex MF」。
新たに製品化するにあたり、光学系はデジタル時代に合わせてアレンジされ、鏡筒を薄いアルミ合金で作り、フォーカシングをカム式とするなど改良を加えることで前モデルよりスリムになり、大幅に軽量化された。携帯性に優れた超望遠レンズに仕上がっている。
マウントには交換式の「Tマウント」を採用し、ミラーレス一眼のソニーEマウント、ニコンZマウント、富士フイルムXマウント、マイクロフォーサーズマウントに加え、一眼レフのキヤノンEFマウント、ニコンFマウントと幅広い機種に対応する。
「これをお見せするはずでした! 新製品トーク駅伝」はアーカイブ配信中。CP+2022公式サイトのプログラム → 2/23 (水) から視聴できます。