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【CP+2022】創業70周年の老舗・マルミが“攻め”のフィルターを発表

オンライン単独開催となったカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2022」。リアル会場でのイベントは残念ながら中止になりましたが、会場イベントのみ出展予定だったメーカーも含めた「これをお見せするはずでした! 新製品トーク駅伝」がパシフィコ横浜からライブ配信されました。その中から、各社イチ押しの新製品をご紹介します。

【マルミ光機】描写性能も製品名もフワッとしたクリエイティブなフィルター

2022年に創業70周年を迎える国産フィルターメーカーのマルミ光機は、それを記念して3種類のフィルターを発表。クリエイティブな表現のできる「アルプスパンチ!」と「なついろパンチ!」、「LENS PROTECT KIYOSHI TATSUNO Limited Edition」「EXUS Lens Protect TOUGHNESS」を詳しく紹介した。

【CP+2022】マルミ

アルプスパンチ! & なついろパンチ!

1つ目は、写真家の鈴木さや香さんがプロデュースした「アルプスパンチ!」と「なついろパンチ!」。解像度の低いぼやけた描写、変わった色合いになり、不思議な雰囲気の写真が撮れるフィルターだ。オールドレンズやフィルムでしか味わえない表現を最新カメラでも得られるようにするのが狙い。

【CP+2022】マルミ

 

「アルプスパンチ!」は緑が強めに出るコーティングが施されており、全体に緑色がかぶったようになり、特に緑色の部分は発色がよくなる。また、絞り込んだとき、強い光源があるとマゼンタ色のフレアが強く出るのも特徴。

【CP+2022】マルミ

 

「なついろパンチ!」は、「夏色」と「懐かしい色」のダブル・ミーニングで、濃い水色が全体にのるコーティングが施されている。爽やかな発色で、ノスタルジックな雰囲気を出してくれる。にじみが強く、水面のキラキラはソフトに写る。

【CP+2022】マルミ

 

「アルプスパンチ!」と「なついろパンチ!」に共通する点は、いずれも解像感が下がり、柔らかな描写になること。赤の発色がよくなり、フレアも強く出るようになる。

【CP+2022】マルミ

 

「アルプスパンチ!」と「なついろパンチ!」はパッケージもユニーク。フィルター径は46 / 49 / 52 / 55 / 58 / 67mmの6サイズが用意される。近日発売予定。

【CP+2022】マルミ

LENS PROTECT KIYOSHI TATSUNO Limited Edition

2つ目は、創業70周記念の限定製品「LENS PROTECT KIYOSHI TATSUNO Limited Edition」。従来の「EXUS LENS PROTECT」よりさらに表面反射を抑え、撮影画像への影響を極限まで抑えている。また、フィルター枠の外周部が光沢のある鈍い銅色に塗装されている。サイズは77mmと82mmがあり、近日発売の予定。

【CP+2022】マルミ

EXUS Lens Protect TOUGHNESS

3つ目も創業70周記念の限定製品となる「EXUS Lens Protect TOUGHNESS」。強化ガラスと撥水・防汚コートにより、ハードな使い方でもビクともしないプロテクターで、フィルター枠にシリコンゴムを一体成形することで、衝撃にも強くなっている。サイズは77mmと82mmがあり、近日発売の予定。

【CP+2022】マルミ

 

「これをお見せするはずでした! 新製品トーク駅伝」はアーカイブ配信中。CP+2022公式サイトのプログラム → 2/23 (水) から視聴できます。

→ CP+2022 公式サイト