特集

学生を対象にしたオンライン写真展「夏を、味わう」応募全作品公開!

学生を対象としたオンライン写真展に、ご応募ありがとうございました。2022年9月22日〜8月31日の募集期間に26作品のご応募をいただきました。

今回は3名の選考員の方に、応募作品の中から特別賞を選出していただきました。応募いただいた写真をプロフェッショナルの視点で講評していただくことで、新しい視点の獲得やより多くの人に見てもらえるきっかけになればと思います。

本オンライン写真展では、「選出された作品だけを掲載」するのではなく、「応募いただいた全ての写真を掲載」し、ご紹介します。

特別賞 選考員



■もろんのん

フォトグラファー。人物、旅、商品を撮影。Instagramでフォロワー10万超え。YouTubeで8万チャンネル登録者数を突破。木村文乃2021年カレンダー撮影、「そうだ京都、行こう。」など。書籍は「インスタグラム商品写真の撮り方ガイド(共著)」「SNS時代のフォトグラファーガイド本(共著)」「弘中綾香の純度100%(写真)」など。


■岩倉しおり

香川県在住の写真家。うつろう季節の光をとらえたフィルム写真が反響を呼んでいる。地元、香川県で撮影した写真を中心にSNSで作品を発表するほか、CDジャケットや書籍のカバー撮影、写真展の開催など幅広く活躍。2019年3月、初の写真集『さよならは青色』(KADOKAWA)を出版。


■『CAPA』編集長・菅原隆治

1966年、東京都生まれ。1988年より学習研究社(当時)発行のカメラ&写真情報誌『CAPA』編集に携わる。CAPA誌のほかカメラ関連ムックや書籍の編集、撮影セミナー・イベントを企画開催。1995年より風景写真雑誌『四季の写真』の編集を手がけ、2002年に編集長。2005年『CAPA』副編集長を経て2012年4月より現職。

 

VRギャラリー STYLY

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特別賞

増田紗衣 「弾ける水」

岩倉しおり:キラキラとした水の美しさが伝わる素敵な作品だなと思いました。

 

永縄健太 「家庭菜園の夏」

菅原隆治:切りたてのスイカが開いて倒れる動感たっぷりの作品。「さあ召し上がれ!」という感じの、お母さんの手もいい味出してます。

 

松村瑠南 「自然への挑戦」

もろんのん:標高は何メートルで、登山開始からどれくらいの時間が経ったのでしょうか。絶景写真の一枚だけ見ると「綺麗だな」で終わってしまうけれどきっとこの一枚を切り取るまでとこの後の「挑戦」を感じるタイトルと写真でした。ぜひこの挑戦がどうなったのか先のストーリーも気になります。

 

ドゥルグーン 「くも」

岩倉しおり:夏の電車旅に行きたくなるようなさわやかな作品だなと思いました。

もろんのん:青空に浮かぶ夏にしか撮れない入道雲のような伸びやかな雲と、赤い電車そして駅の看板の位置が揃っているのが気持ち良い構図ですね。電車のドアは閉まっているので連写をして真ん中の瞬間を狙ったのでしょうか。

 

川﨑鈴奈 「猛暑日」

菅原隆治:ゴクゴク飲み干したとき、空の美しさに気づくことってありますよね。夏空キレイだな、という感動がうまく再現されています。バランスよく電線を入れたのもうまい。

 

奥田早紀 「花火」

菅原隆治:光が踊っています! 童心に帰ったような笑顔も素敵ですね。さり気なく肩に手を置く様子に、二人の仲の良さを感じます。

 

清水堅介 「眩しすぎた夏」

岩倉しおり:光がふわっとしていてとても雰囲気がある作品だなと思いました。

もろんのん:なんて話している瞬間の笑顔なのでしょうか。日没間際のバチッとカメラにポーズを決めているわけではないこの一瞬が愛おしいと思います。

 

応募作品

武智優花子 「彼女」

 

池田篤哉 「花火と友達」

 

福沢龍一 「一緒に過ごす夏」

 

熊欣為 「ひまわりの夏、あなたがいれば」

 

吉田千紘 「水分補給」

 

町田珠乃梨 「夏のキラメキ」

 

小藤田花怜 「さよなら」

 

木村直 「小樽『日課写真』より。」

 

長谷川美和 「3年ぶりの想い」

 

間一瑳 「夏雲と高層ビル」

 

金田蒼一郎 「夏休み最終日」

 

梅霊 「光の形」

 

岡安翔太 「夏が終わる。」

 

Md Nurul Huda Niloy  「Haven light」

 

坂井悠成 「梅雨のひとしずく」

 

佐藤はるひ 「その瞳の中が毎日綺麗な世界であふれますように」

 

梅本健太郎 「夏がやってきた」

 

大谷優斗 「田舎の競争」

 

野﨑寧々 「風鈴と共に過ごす美しき日本の夏」