カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2023」が、2023年2月23日~26日にリアル会場とオンラインで開催。4年ぶりとなるリアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
浅沼商会
浅沼商会は、タイムラプスやストップモーションなどに最適な電動スライダーや、カメラをガラスなどに固定するためのサクションカップ、スタンドやポールにさまざまなアクセサリーを固定するためのメタルクランプを始め、フィルムスキャナーや写真フレームの新製品が盛りだくさん。
IFOOTAGEの「Shark Slider Nano」。2軸の電動スライダーで、スライドの動きとカメラを回転させる360°のパンが同時にできる。カメラ側の台座と三脚側の台座が同時に動くことで、コンパクトな外観ながら本体の約2倍、40cmのスライドが可能。
こちらは、カメラをガラス面や車のボンネットなどに吸盤で取り付けることができるサクションカップ。IFOOTAGEのマジックアームと組み合わせてカメラを固定することができる。複数のサクションカップを組み合わせた「Spider Crab ビークルカメラマウントキット VM-I」を使うと、耐荷重はなんと45㎏ (静止状態)。大型のカメラでも取り付け可能。
撮影に便利なグッズも新製品が多数展示されていた。こちらは「King レンズシェード K-CLS1165」。カメラのアクセサリーシューに取り付けて使う、いわゆる“ハレ切り”。レンズフードだけでは防ぐのが難しい、よけいな光をカットすることができる。
さまざまなアクセサリーを三脚やスタンドのパイプに取り付けることができる「King メタルクランプ」。サイズがS / M / Lと3種類あり、耐荷重やパイプの太さに合わせて選ぶことができる。また、先端が特殊な形状になっていて、平らな板を挟むことも可能。
スマートフォンに付け、ガラスの映り込みを防ぐことができる「King シェードフード SH6688」。展望台や、水族館で水槽の中を撮影したいときなど、ガラス越しの撮影にとても便利。
こちらはCABINの「コンパクトフィルムスキャン CFS-N14」。35mmを始め、110や126KPK、スーパー8などのフィルムサイズに対応、液晶ディスプレイを装備し、データはSDカードに保存されるため、パソコンなどがなくてもフィルムをデータ化することが可能。
重ねると生地どうしがくっつく素材でできているため、カメラやスマホ、PCなどを包むのにとても便利な「King ピタっとマルチクロス PTMX480」。くっつく力は意外と強いので、安心してバッグなどに入れることができる。
ブースの正面には新製品のFUJICOLOR写真フレームも展示されていた。こちらは2連と3連のリンクフレーム。リンク部分はどちらにも折り曲げられるようになっているので、両面使用可能。サイズはLサイズと “チェキ” やハーフサイズプリント用の2種類。