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本日より首都圏主要駅の交通広告に!「Xiaomi U30 Photo Contest 2024」受賞作品発表

小米技術日本株式会社(シャオミ・ジャパン)が、フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」の発売を記念して開催した、30歳未満限定のフォトコンテスト「Xiaomi U30 Photo Contest 2024」。

スマートフォンで撮影した5〜10枚組写真での一次審査を通過した10名による、「Xiaomi 14 Ultra」と「Xiaomi 14 Ultra Photography Kit」を撮影機材として使用した二次審査の最終結果が出揃いました。

若きクリエイターたちの優秀作品をご紹介します。

グランプリ

利根川健哉さん『過ぎゆく「今」』

撮影:Xiaomi 14 Ultra

今という時は一度しか訪れない貴重なものである。その時の記憶は「過去」となり、新たな「今」が積み重なるごとに曖昧になっていく。「今」の価値と儚さを知れば新たな視点を持つことができるかもしれない。

 

嶋本丈士さんのコメント
水面に反射した影がとても印象的。かつ、動きもあり逆さに見せることでより深い世界観を感じられた作品です。

CAPA編集部のコメント
過ぎゆく「今」という儚さを、水面の揺らぎで上手く表現していると感じました。また、ぱっと見では逆さに撮られているのがわからないほど完成された構図で、まさに「New Focus」な作品だと思いました。

優秀賞

中山あいりさん『ヒーロー』

撮影:Xiaomi 14 Ultra

その日はとても暑い日だった。彼女は、真面目なんかクソ喰らえだ!と言って、殺伐とした教室に、革命を起こした。

佐藤健寿さんのコメント
単純に写真として面白いと思いました。絵力があり、光の加減や被写体の浮かびあがらせ方などが作為的でないのに上手です。スマホで撮ったかどうか関係なく、一作品として普遍的です。

CAPA編集部のコメント

CGや合成加工ではなく、本当にやってしまうところに高校生ならではの若い発想力を感じます。何度もやり直すことはできませんから、モデルになった友だちとピッタリ息を合わせた共同制作。後ろの同級生の表情も効いています。

榎橘志歩さん『うつりうつす』

撮影:Xiaomi 14 Ultra

ブルーモーメントを狙って撮影。空にきらきら輝く太陽と水面に静かにうつって光る太陽は同じ太陽だけど違って見えた。でもどちらもすごく綺麗だった。そんな新しい視点に気づくことができた。

嶋本丈士さんのコメント
雲にかかっていることで、一般的に撮るのが難しいとされる太陽の円形がしっかり写っていることがまず、すごいです。そして、それが手前の水面に反射してより一層目を惹く写真となっています。

CAPA編集部のコメント

雲という自然のフィルターを通して、太陽が柔らかい表情で写っていますね。海面のキラキラを中心にしたシンメトリーな構成は、「どっちの太陽もキレイ、どっちも見せたい!」という作者の思いが伝わってきます。

優秀賞

岡野隼輔さん『身近な宇宙』

撮影:Xiaomi 14 Ultra

傷ついた手すりの複雑なテクスチャにどこか違う惑星のような魅力があると感じた。他の人からすれば、宇宙は遥か上空にあって、とても身近とは言い難いかもしれない。しかし、そんな宇宙が私にとっては身近なものとして存在している。

佐藤健寿さんのコメント
「New Focus」という方向性に全振りしていて、好感がもてました。

CAPA編集部のコメント

壮大な「宇宙」を日々の生活の中に見出した着眼点が秀逸です。毎日の日常を、テーマをもって見つめ直すことの重要性を考えさせられた作品です。

 

グランプリと優秀賞の3作品は、9月16日(月)~9月29日(日)の期間、首都圏主要駅(※)にてデジタル広告として掲示されます。受賞された皆さん、おめでとうございます!

※交通広告掲示駅

JR東京駅(京葉通路・丸の内地下連絡通路・新幹線北乗換口・新幹線南乗換口)/JR品川駅/JR秋葉原駅/JR池袋駅/JR新宿駅(東口・南口・甲州街道改札)/JR有楽町駅/JR高輪ゲートウェイ駅/JR恵比寿駅/JR五反田駅/JR吉祥寺駅/JR巣鴨駅/JR大宮駅/JR浦和駅/JR横浜駅(中央通路+南改札内・JR横浜タワーアトリウム)/JR桜木町駅/JR赤羽駅/JR八王子駅/JR上野駅/西武 高田馬場駅

CAPA編集部による総評

今回のフォトコンテストでは、30歳未満の若者たちが見せる驚くべき視点で捉えた作品が数多く寄せられ、非常に刺激的なコンテストとなりました。一次審査は、組写真という総合的な技量が試される審査にも関わらず、スマートフォンならではの自由な発想と表現力が光り、多くの作品が予想を超えるものでした。

二次審査では、Xiaomi 14 Ultraという決められた機材を使用することで、撮影者の技術力や創造性が一次審査以上に問われました。もしかしたら、慣れていない機材で実力を十分に発揮できなかった参加者もいたかもしれません。

ただ、その中でもフォトコンテストのテーマ「New Focus」を独自の視点で表現した作品が、グランプリそして優秀賞を受賞しました。

スマートフォンとカメラがボーダーレスになる時代が進む中で、撮影者はどちらの機材についてもその特性を知り、自分の写真表現に生かしていくことが求められます。しかし、どのような機材で撮影するにしても、写真の本質を見失わず、自分自身の視点や表現を大切にしてほしいと改めて感じました。

今回のコンテストを通じて、若い世代のクリエイターたちがさらに成長し、素晴らしい作品を生み出してくれることを期待しています。