3時間目【プリント講義】
どう仕上げたいかで用紙を選ぶ
昼食を挟んで、午後はプリント講義。講師はエプソン販売の吉田貴之さん。顔料・染料などプリンターの説明から、効率的なプリントの手順、写真用紙の種類や選び方、さらにはICCプロファイルや鑑賞距離の話まで、がっつり45分。なかでも生徒たち、だけではなくゆ~とびさんも興味津々だったのが用紙について。
“プリントして言語化する” これが一連の上達のコツ
撮影の次は、写真展クオリティーに作品を仕上げるプリント講義。エプソン販売の吉田さんが講師となって、ここではゆ〜とびさんも生徒。終始、真剣に聞き入っていた。
1時間目の写真講義でゆ〜とびさんは上達のコツを「言語化にアリ!」と説いていたが、吉田さんも同様に「上達の近道はプリントにアリ!」と語る。プリントして俯瞰して自分の写真を見ることで、PC画面上では気づきにくいこと、仕上がりのイメージ (色や階調など)、自分の癖や被写体の傾向などがわかり、メリットばかりだと話す。
このほか、プリントする際はまずストレートプリントを (調整前の画像をそのままプリントすること)、用紙選びの基本プリントは写真用紙・絹目調で行なうことなどを説明してくれた。