お正月らしく、お雑煮とおせち作りを
1月某日
年が明け、2026年はお正月から料理をいくつか作りました。まず、1月1日はお雑煮を。母が作るお雑煮が毎年すごくおいしくて、その味を受け継いでいきたいなと思ったんです。せっかくなので、頑張ってかまぼこを干支の馬の形にカットしようと思ったのですが、これが思っていた以上に難しく、あまりかわいくない馬に仕上がってしまいました (笑)。

翌1月2日は姉夫婦も遊びに来て、家族全員が集まったので、おせちを用意。いくつか並んだ料理のうち、私が作ったのは筑前煮とローストビーフとなますの3品。筑前煮は前日からしっかりと煮込みました。レンコンやニンジンもかわいくお花の形にカッティングしたりして。

ただ、この筑前煮を作ることに集中するあまり、なますを作るのを忘れてしまっていたんですね。しかもショックなことに、その筑前煮もニンジンが溶けて、跡形もなく消えてしまって。最初はびっくりでした。「ニンジン、どこいった!?」って (笑)。
そういう状況になった時、最後までやりきらないと気がすまない性分でして。元日の夜中だというのに、キッチンに戻り、あらためてニンジンを仕込んで、なますも頑張って作りました。そしたら、嬉しいことに、翌日におせちを食べた姉が、最初に「なますがおいしい!」と言ってくれたんです! もう、そのひと言ですべてが報われましたね。
着物を着たことで、いろいろな思い出がよみがえってきました

1月某日
お正月ということもあり、一日だけ和装で過ごしてみることにしました。以前、母が「きっと着物が似合うと思うよ」と言ってくれたので、機会があれば着てみたいなとずっと思っていたんです。
姪っ子と一緒に写真を撮れたのも嬉しかったですね。よく入園式などで和装されているお母さんを見かけますよね。その気持ちがちょっとだけ分かりました。人生や年中行事などの節目に和装をし、小さい子どもの成長を記録するように一緒に写真を撮るのって、すごくいいなぁって。自分の子どもではないんですけどね…… (笑)。

着物を着たのは、おそらく姉の結婚式以来。実は私、成人式でも振り袖を着なかったんです。姉が20歳の時に姉妹で着られるようにと振り袖を買ったのですが、当時14歳か15歳だった私は、姉と好みが違っていたので、それを自分の成人式で着ることに躊躇していたんです。
母はそのことについて、特に何も言わなかったのですが、それからしばらくして、姉の結婚式の時「もしかしたらこの先、この振り袖を着る機会がないかも」と思い、初めて袖を通したんです。そうしたら、姉が「着てくれてありがとうね」と言ってくれて。その言葉に、私も思わず泣きそうになったのを覚えています。自分が成人式の時に意地を張って振り袖を着なかったことにも、少し後悔したりして。今回、お正月に着物を着てみて、ふと、そんなことを思い出しました。


- 大島璃音 (Rinon Ohshima)
1999年3月19日生まれ。東京都出身。2024年まで「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味は料理・旅行・F1観戦。