特集

写真の力で「感謝」を届けたい! もろんのんさんと一緒に写真展を目指す逗子葉山高校・写真部の挑戦

2時間目【展示レイアウト】「日々のいろどり」「いのち」を副題に作品を組む

作品全体を俯瞰してレイアウトを考えよう

多く挙がった副題案から「日々のいろどり」と「いのち」の2つで作品を組んでみることになった。最終的には1つの案に絞る。指差しや多数決で、部員たち全員で作品を選考。展示に見立てて壁にプリントを貼り、引いて全体を確認しながら作り上げていく。

①メイン写真選び

もろんのん×逗子葉山高校2

まずは、「日々のいろどり」における核となるメイン写真を選ぶ。指差しで3~4点をピックアップ。それらに対して、補いたい要素の写真をさらに選んで8枚をセレクト。

もろんのん×逗子葉山高校2

②サブ写真選び

もろんのん×逗子葉山高校2

メイン写真を壁に貼って、作品全体を引いて見る。構図の寄り・引き、色味、被写体のバランスなどを考慮して、足りない部分を埋めていく。あら選びされた写真では補えないときは、落ちた写真からセレクトするのもアリ。

もろんのん×逗子葉山高校2

もろんのん×逗子葉山高校2
そこかしこで意見が飛び交う。3年生コンビのアレバロ アマーラさん (左) と元部長の島田英澄さん。

③並べ方の検討

もろんのん×逗子葉山高校2

似たような写真が上下左右にないか、あえて似たような写真を並べるかなど、気になった写真の入れ替えを行なう。もろんのさん先導のもと、意見交換しながら詰めていく。迷ったら、横に並べたまま一旦保留。

もろんのん×逗子葉山高校2
各場面で悩む姿が見られた永田倖士さん (左)。元部長 (右) は率先して発言し部員たちを引っ張る。

④副題・仮レイアウトの決定

副題「いのち」でも同様の作業を行ない、2作品が組み上がった。それぞれに講評したあと、多数決によって「いのち」16枚組を展示することに決定。

ポイント2
傑作ばかりを並べずに緩急をつけてレイアウトする

枚数の多い組写真を作るときは、完成度の高い写真ばかりではなく、合間を補う、つなぐ写真 (ヌケや余韻など) を入れることが大切。全体でテーマを表現するイメージだ。作品の核となる写真を全体の1/3程度に置き、そこからレイアウトを考えると決めていきやすい。

もろんのん×逗子葉山高校2
1枚では弱くても、全体の中に入ると生きる写真がある。

プリントを並べて客観的に作品全体を見ることが◎

レイアウトを決める作業は、プリントを壁に貼って行なうといい。より本番の展示に近いイメージだ。写真を平置きした場合と壁に貼った状態では印象が異なる。

そして、写真プリントがあることで、組み直しがしやすく、部員全員で見比べながら意見交換することができるほか、「客観的に作品全体を見られる良さもある」ともろんのんさんは話す。

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