展示するサイズにプリントして確認しよう
おおよそのレイアウトが決まったら、最終確認のため展示するサイズにプリント。「大きくプリントしたら、ぐっと作品っぽくなった」と部員たち。さらに、実際の展示に使う額装に写真を入れると、歓声が上がった。
①展示サイズにプリント

実際の展示に近いサイズにプリント。今回はA3の写真用紙クリスピア〈高光沢〉に、額装を想定して余白をとって出力した。2L判と入れ替えて作品全体を再度検討。同じ写真でも、サイズが大きくなると見え方や印象が変わる。
②最終検討

2L判で保留となっていた写真のセレクトを行なう。もろんのんさんが何度も写真を入れ替え、違いを見比べた。

\ 決定! /

逗子葉山高校写真部の展示作品「感謝 -いのち-」が完成。被写体や色味のほか、描写やフォーマットもさまざまだが、うまく融合した作品となった。
③プリントレクチャー

「写真プリントを飾ったり見せたりするときは、余白の有無やその幅を考えることも大事」ともろんのんさん。また、大きく伸ばすと細部まで見せることができる半面、ピントの甘さなど描写の粗も見えてくると、それぞれの良し悪しを伝えていた。

④質疑応答

最後は、もろんのんさんに質問タイム。すぐに手を挙げたのは淺見直人さん。「旅撮影の法則5つを教えてください」。永田倖士さんは、スマホのカメラ機能でプロが撮ったような写真を撮る方法を聞いていた。

下の写真は「エプサイトプレミアム写真展 Vol.3」で使われる額装のサンプル。黒い額縁が作品全体を引き締め、白いマットが奥行きを与え、作品としての見栄えが増す。用紙をフォトマット紙や写真用紙〈絹目調〉などに変えると、また違った風合いとなる。
実際の展示がとても楽しみです
部員たちはA3のクリスピア用紙に大きく伸ばされた写真を見て、「迫力がある、ダイナミック」「2Lでもきれいなのに、より映える」「奥行きが感じられる」などと絶賛。
一連の作品づくりについては、「自分だけで完結せずに、みんなで作ることで表現の幅や視野が広がった」「見る側にどう伝わるか、どう伝えるかも大事」「答えがない作業で悩みつつも、そこが楽しかった」「それぞれに考えがあって、それが間違いではない」など、各々に得るものがあったようだ。そして、「額装もされるので、実際の展示が楽しみでしかありません」と。
授業で使用したプリンター「エプソン EW-M973A3T」
エコタンク方式のインクを採用した、コスパ抜群のA3ノビ対応の写真高画質プリンター。低印刷コストなので、たくさん印刷する写真部の活動にはぴったり。染料5色に顔料マットブラックを加えた6色インクによって、豊かな階調描写かつ緻密なプリントが可能。モノクロプリントにも好適な1台。

エプサイトプレミアム写真展 Vol.3

プリント体験イベントなども実施される「プリントでつながる写真展『Photo Connect SHIBUYA』」の一環として行なわれる。テーマは「感謝」。もろんのんさんと部員たちの作品は3階に展示予定。
会期 2026年3月24日 (火) ~29日 (日)
会場 ギャラリー・ルデコ (東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル)
時間 11:00〜19:00 (最終日は15:00まで)

→ プリントでつながる写真展『Photo Connect SHIBUYA』の詳しい情報はこちら
- もろんのん
- 広告や雑誌などの媒体を中心に、商品、旅、ポートレートまで幅広く撮影を手がける。自身のYouTubeチャンネル「もろんのんTV」では、初心者にもわかりやすい写真撮影術や心が躍る旅Vlogを発信中。Instagramのフォロワーは11万人、YouTube登録者数は15万人を超える。
- → X │ → Instagram │ → YouTube
- 神奈川県立逗子葉山高等学校
- 逗子高校と逗葉高校の統合により2023年4月に開校。学校の目指す方向性は「挑戦できる居場所」。写真部は2022~2025年 (逗葉高校から) 4年連続で「写真甲子園」の本戦大会に出場。部員数は現在20名程度。
- → WEBサイト │ → 写真部 Instagram
〈協力〉エプソン販売株式会社