達人に訊く
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2023/2/23 17:17

取っ手・レバー・ノブの留め方を徹底解説!/蝶番&金具辞典(14)

蝶番&金具を使いこなせば、作品の幅が広がる! グレードがアップする!

最もベーシックな平蝶番を筆頭に、自由蝶番、フラッシュ蝶番、バネ蝶番…といった、機能性・デザインの異なるさまざまな蝶番の特徴と使い方を解説した、不定期連載企画をこれまでお届けしてきた。

蝶番以外の金具も種類が豊富で、これらを上手に使いこなせば、建具&家具作りの幅を広げてくれる。今回からは、そんなラッチ、落とし、戸車、ステー…といった建具・家具に使うアイテムを紹介。

*蝶番の基本構造についてはコチラをチェック!

*蝶番の基本的な取りつけ方はコチラをチェック!

*ラッチ・掛け金の基本とバリエーションはコチラをチェック!

 

Hardware 04 取っ手・レバー・ノブ

扉や引出しの開け閉めに必要になるのがこの金物。使い勝手や動作をイメージするのがポイント。

 

一般的なタイプのドアノブ。室内用のドアによく見られる。持ち手が円筒状になったものもある

 

取っ手は、戸の形態と開け閉めする際の動作に合わせて選ぶのが大事。手で握るタイプには「取っ手」や「ノブ」などがある。指先を引っかける「手掛け」や「引き手」、さらに指でつまむ動作の「ツマミ」など、種類やデザインはかなり豊富にある。指先を使うタイプの金物は、小さな力で開け閉め可能な扉や引出しに使うようにしたい。取り付け方はノブ以外はじつに単純で、建具の表側と、裏側から留めるタイプの2種類に分けられる。

 

取っ手のバリエーション

 

取っ手(裏ネジ式)の取り付け例

 

回転取っ手の取り付け例

 

ドアノブの取り付け例

*小さく表示されている写真はクリックすると大きく表示されます。

*掲載データは2014年8月時のものです。