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〈Vol.2 鉄道〉XQDカード×浅水浩二 XQDカード超高速Gシリーズが 最高時速285kmの新幹線をドラマチックに刻み込んだ!

人々の生活とともにある鉄道風景を追い続ける浅水浩二さん。今回は、世界に冠たる新幹線をニコンのフラッグシップ機D4Sで狙った。最高時速285km、すれ違いの相対速度で570kmにも達する超高速シーンに、印象的な “決定的瞬間” が潜んでいた!

 


浅水浩二 Kouji Asamizu
1968年、神奈川県生まれ。広告撮影のスタジオに勤めた後、フリーランスとして独立。旅から鉄道模型まで、幅広く鉄道撮影に関わる。日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

カメラマン浅水 鉄道グラフィティ(仮)

 

 

決定的瞬間を切り取るためメモリーカードにこだわる

超高速で走る新幹線の上下すれ違いを撮影できるチャンスは、一日中粘ったとしても、そうそう何度も訪れるものではない。しかも、先頭部を理想の位置に捉えつつ、なおかつもう一編成の最後尾もピンポイントで収めるには、カメラの高速連写に頼らざるを得ないといってもいいだろう。

 

そんな “一瞬” を撮り逃さないためには、十二分に高速な書き込みが可能なXQDカードGシリーズがベスト。今回、東海道新幹線の車両先頭部が見えてからフレームアウトするまで、ニコンD4Sの「RAW14ビット+JPEGラージ」で連写し続けたが、バッファフルで止まる素振りなど一切なく、最後まで快適に撮影を続けられた。

 

また、XQDカード本体の剛性感や書き込み・読み出しの高い信頼性が安心感につながり、自ずとファインダー像に集中させてくれた。将来へ向けての拡張性も考慮されているとのことで、ますます高速連写化と高画素化が進むだろうフラッグシップ機に備え、ぜひとも活用しておきたいカードだ。

 

 

XQDカードが一瞬のドラマを写し止めた!

理想的な位置ですれ違うまで粘る。しかし、なかなか思うようには撮れず、時間ばかりが過ぎてゆく。あと1時間ほどで日没というときに、その瞬間は訪れた! ここしかないというタイミングが、物語を浮き立たせる。

 

※この動画は、下記の静止画をもとに作成したイメージです。

 

ニコン D4S AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR+AF-S TELECONVERTER TC-20E III 絞りF16 1/1000秒 ISO200 WB:5000K

 

 

カメラやレンズと同様に
優れた耐久性にも注目したい


失敗が許されないプロカメラマンにとって、機材の信頼性はきわめて重要。外装の耐衝撃性も高められているXQDカードは剛性感も備えており、なんら不安なく撮影できた。

 

データの保存もスピーディ!
アダプターの同梱がうれしい


写真をコピーする際の転送速度も超特急並みで、RAW+JPEG撮影による大容量データもスムーズにPCにコピーできる。Gシリーズは専用USB3.0アダプターと延長ケーブルが付属する。

 

 

ソニーXQDカード 超高速Gシリーズは3種類をラインナップ


32GB、64GB、128GBの3種類がそろう。PCI Express Gen.2とUSB3.0のインターフェースに対応。利便性も高い。ウェアレベリング、エラー訂正コード機能など、高度な信頼性も備える。XQDフォーマットVer.2.0準拠。CFカードに比べ、倍以上のスピードを誇る。