ソニーのミラーレスカメラ「α7 III」「α7R III」「α9」の最新ファームウェアが、2018年12月18日に公開された。いずれも、SDカード使用時に発生する問題への対応などが盛り込まれている。
「α7R III」「α7 III」は、事前に予告されていた、繰り返し使用しているSDカードでのRAWデータの書き込み中まれに動作が停止する事象にも対応している。この動作停止に伴い、画像を管理しているファイルに異常が発生し、カメラ本体上で画像が表示されなくなる場合があった。
※動作停止時に書き込み中だったデータを除き、メモリーカード内の撮影データが壊れたり、削除されたりすることはない。
変更内容は下記のとおり。
■ソニー α7 III ファームウェア Ver.2.10
1. 繰り返し使用しているSDカードでRAWデータの書き込み中に、まれに動作が停止する事象を修正。
2. 他社製メモリーカードの一部が本機で認識されないというメモリーカードに起因する問題への対応。
3.その他の動作安定性向上。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-7M3
■ソニー α7R III ファームウェア Ver.2.10
1. 繰り返し使用しているSDカードでRAWデータの書き込み中に、まれに動作が停止する事象を修正。
2. オートレビュー機能を使用中に撮影を行うと、まれに操作を受け付けなくなる事象を修正。
3.他社製メモリーカードの一部が本機で認識されないというメモリーカードに起因する問題への対応。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-7RM3
■ソニー α9 ファームウェア Ver. 4.10
他社製メモリーカードの一部が本機で認識されないというメモリーカードに起因する問題への対応。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-9