ケンコー・トキナーから、「opera 16-28mm F2.8 FF」が発表された。キヤノンEFマウントとニコンFマウントが2019年3月15日(金)に発売される。希望小売価格は118,000円(税別)。
opera(オペラ)はTokinaの新しいプレミアムシリーズ。2018年10月発売の「opera 50mm F1.4 FF」に続くoperaシリーズ第2弾となる。フォトグラフアーがシャッターを切った瞬間「作品、傑作を創造するためのレンズ」という意味が込められている。
高画素フルサイズ撮像素子にふさわしい高性能を、最新の光学設計により実現した大口径超広角ズームになっている。P-MO非球面レンズを新規に作成し、面精度やコーティングの改善により、ゴースト・フレアを低減。DCモーターと減速ギアユニットを一体成型の密封状態にすることで、AF駆動音の静穏性を高めたSD-M(Silent Drive-Module)を採用。GMRセンサー(高精度磁気センサー)を駆動部直近に搭載し、素早いAFスピードを実現した。
また、フォーカスリングの回転方向をニコン、キヤノンの純正レンズの回転方向に合わせることで、操作性に違和感が出ないようになっている。
▲キヤノンEFマウント
▲ニコンFマウント
▲レンズ構成図
■先行展示
2019年2月28日(木)~3月3日(日)に開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」ケンコー・トキナーブースにて先行展示を実施する。
■opera 16-28mm F2.8 FF 主な仕様
マウント キヤノンEFマウント、ニコンFマウント
焦点距離 16〜28mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 13群15枚
画角 76.87°〜107.1°
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 0.19倍
フィルター 装着不可
サイズ(最大径×長さ) 約φ89×136mm(キヤノン用)/ 約φ89×133.5mm(ニコン用)
質量 約950g(キヤノン用)/ 約940g(ニコン用)
〈文〉稲葉利二