前回紹介した「パナソニック LUMIX DMC-FZ28」では、最近の高倍率ズーム機の30倍や35倍といった過剰(?)な高倍率ぶりに「カンベンしてっ!」という感じになる…と述べたけど、同じような事を”センサーの画素数”についても感じる今日この頃。センサーサイズが1/2.33型や1/2.3型しかないのに、画素数が1400万画素や1600万画素って、どうよソレ!? いくら何でも画素数が多過ぎじゃない? …と、思うわけですよ。えっ、別にフツーだろうって? まあ、以前も「1/1.8型サイズで500万画素ってどうよソレ!?」とか言ってましたからねぇ。←古い
現在、高画質(をウリにする)コンパクトデジカメは”センサー大きめ、画素数抑えめ”なモデルが多いけど、2009年2月に発売された『フジフイルム FinePix F200EXR』なども、それに近いモデルじゃないかな、ちょっと古くなるけど。このカメラの最大のウリは、ひとつのCCDで3つの撮像方式を実現する「スーパーCCDハニカムEXR」を初めて搭載したこと。「高解像度優先」「ダイナミックレンジ優先」「高感度・低ノイズ優先」…の3方式(モード)である。現在のFinePixシリーズでは、すっかり定着してるけどね。
その「F200EXR」に搭載されたスーパーCCDハニカムEXRは「1/1.6型・1200万画素」である。…だけど、後継(?)モデルの「F300EXR」のスーパーCCDハニカムEXRは、サイズが1/2型と小さくなってしまった(画素数は同じ1200万画素)。ちょっと嫌~な予感がしたんだけど、予感どおり画質面ではF200EXRよりもダウンした感じだった。←ボクの個人的な印象
そういえば、現行のFinePixシリーズでは、もう「1/1.6型」クラスの大きめのセンサーを搭載しているモデルってないんだよね(もちろん、APS-Cサイズのセンサーを搭載するX100は別格扱い)。
…な~んてコトを考えながら、買っちゃいましたヨ、9000円以下で売られていた『フジフイルム FinePix F200EXR』を。カメラの状態はかなり良好なんだけど、商品としては「本体+充電器+バッテリー」のみ。だから安かったんだろう。でも、バッテリーは予備用も含めて計2本(どちらも純正品)。けっこう満足度の高い買い物でした。
◆フジフイルム FinePix F200EXR 28ミリ相当で撮影 プログラムオート F9 1/85秒 WB:オート ISO100 JPEG
※このたびの東北関東大震災では、非常に多くの人が被災されました。心よりお見舞い申し上げます。と同時に、一刻も早い復興をお祈りしております。