機材レポート

“何だかイイ感じ”中古で買った高倍率ズーム機

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一眼スタイルの高倍率ズーム機としては小振りなボディ。高さや出っ張りを抑えた内蔵フラッシュ部とかも好印象。

 昨年末のある日、作例撮影を終えて電車で帰る途中、沿線の近くにある中古カメラ店にふらりと立ち寄った。でもって、いつものように中古デジカメのコーナーをチェック(好きだネェ・笑)。そして、1台の高倍率ズーム機を発見した。

 それは、2008年8月に発売された『パナソニック LUMIX DMC-FZ28』である。商品は「本体+専用バッテリー+充電器」という最低限にして十分な内容。品物の状態も良好。で、値段も1万4000円と手頃。よっしゃあ、買った!!

 この『LUMIX DMC-FZ28』の撮像素子は、有効画素数1010万画素の1/2.33型CCD。そして、搭載されるレンズは「ライカDC バリオ-エルマリート」の称号を冠した27-486ミリ相当をカバーする光学18倍ズーム。開放F値は「F2.8-4.4」とまあまあ明るい。あ~、何だかホッとするネ、このスペック。正直、最近の高倍率ズーム機の光学30倍とか35倍とかのスペックには「うわっ、もうカンベンしてっ!」って感じになる(笑)。

 ボディの大きさとか形状も“お手頃感”があってイイ感じ。そう、このFZ28くらいまでは、まだ“かつてのFZヒトケタ”シリーズのような軽快さが残ってるだよね。

 購入してから現在に至るまで、実はまだあまり使っていない(というか、仕事に追われていて使う時間がナイ)。…でも、何だかイイんだよね、よくワカンナイけど。原稿執筆に煮詰まると、いつの間にかこのFZ28をいじって遊んでる。しかも、寝る時は必ず枕元に置いてるし(笑)。

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◆パナソニック LUMIX DMC-FZ28 27ミリ相当で撮影 プログラムオート F2.8 1/30秒 -0.7補正 WB:曇り ISO250 JPEG (RAW+JPEG)

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◆パナソニック LUMIX DMC-FZ28 486ミリ相当で撮影 プログラムオート F4.4 1/30秒 WB:セットモード(マニュアル) ISO400 JPEG (RAW+JPEG)