写真のためのタブレット活用術⑦おすすめタブレット
パソコンよりも持ち運びやすく手軽なタブレット。性能が向上した本格的なアプリも出始めて、実用度がアップしてきた。そこで本企画では、「写真のためのタブレット活用術」と題して、全7回にわたって写真撮影を楽しむ人向けに活用テクニックなどを紹介していく。そろそろ本気でタブレットを始めよう!
最終回となる本稿では、写真愛好家におすすめのタブレットを紹介する。
写真のためのタブレット活用術
① 「写真作品を見せる」にはタブレットが最適解!? ポートフォリオにもオススメ
② タブレットで直感的に画像編集! アドビ「Lightroom for iPad」の使い勝手がかなり良い
③ 2019年、フル版PhotoshopがiPadで使えるようになる! 現状のフォトショップ系アプリもおさらい
④ タブレットとカメラを連携させると何が便利? メーカー純正ソフトでカメラをコントロール!
結論:オススメはやっぱりiPad Pro
iPadはスペックが一様に高いので、どの機種でも写真系のアプリを動かすことができる。そのなかでも、最もハイスペックであること、USB-C端子などの装備、アクセサリーの拡張性なども考えると「iPad Pro」がオススメだ。一方で小型の機種が好きな方は、「iPad mini」などを選択してもいいだろう。なお、機種によって使えるApple Pencilの世代が違うので注意が必要だ。
アンドロイドOSを搭載するタブレットではアンドロイド版の「Lightroom」を使用することができる。ただしiPadと違って、価格が抑えられ、低スペックな機種も多いので、画像を扱うにはなるべくスペックの高いタブレットの使用をオススメする。またマイクロソフト「Surface Pro 6」などは、タブレット型ではあるがウィンドウズ10のフルOSで動いているため、現行のパソコン版フォトショップをそのまま使用できる。
Apple「iPad Pro」(アップルストア価格/89,800円~)
OSを更新しやすいiPad Proならばすぐに購入しても、秋に発表される新OSでさらなる機能の進化が体験できる。サイズも、11インチと12.9インチがラインナップされており、自分のスタイルに合ったサイズを選ぶことができる。
Microsoft「Surface Pro 6」(参考価格/129,380円~)
タブレット型ウィンドウズマシンなので、ウィンドウズ用フォトショップが稼働する。
写真・解説/P.Taichi Imai