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タブレットとカメラを連携させると何が便利? メーカー純正ソフトでカメラをコントロール!【写真のためのタブレット活用術④】

写真のためのタブレット活用術④メーカー純正ソフトでカメラをコントロール

パソコンよりも持ち運びやすく手軽なタブレット。性能が向上した本格的なアプリも出始めて、実用度がアップしてきた。そこで本企画では、「写真のためのタブレット活用術」と題して、全7回にわたって写真撮影を楽しむ人向けに活用テクニックなどを紹介していく。そろそろ本気でタブレットを始めよう!

第4回となる本稿では、タブレットとカメラの連携について解説する。

 

写真のためのタブレット活用術

① 「写真作品を見せる」にはタブレットが最適解!? ポートフォリオにもオススメ

② タブレットで直感的に画像編集! アドビ「Lightroom for iPad」の使い勝手がかなり良い

③ 2019年、フル版PhotoshopがiPadで使えるようになる! 現状のフォトショップ系アプリもおさらい

⑤ 写真のデータ管理はクラウドで! 数GBの無料版から利用可能なサービスも

⑥ この秋、「iPadOS」の進化でより使いやすく! 写真愛好家にこそタブレットをおすすめしたい理由

⑦ 写真愛好家におすすめのタブレットは?「iPad Pro」や「Surface Pro 6」などそれぞれにメリット

 

メーカー純正ソフトでカメラをコントロール

多くのカメラメーカーから純正アプリがリリースされており、タブレットなどからカメラをリモートコントロールすることができる。以下では代表的なものとして富士フイルムのアプリを紹介しているが、他社アプリでもタブレット上でシャッター速度や絞り、ISO感度などカメラの設定を変更したり、シャッターを切ったりと高機能なワイヤレスレリーズとして使用することができる。

また、ライブビューなどをタブレット上で見れば、カメラ本体のバリアングル液晶以上にフリーアングルで撮影画面を確認することができる。さらに、wi-fiやBluetoothを使って撮影後のデータを直接タブレットに転送したり、SDカード内のデータを確認することもできるので、非常に便利だ。

 

富士フイルム「FUJIFILM Camera Remote」(無料・Android版あり)

富士フイルムが提供する、無線LANを搭載したデジタルカメラをタブレットからリモートコントロール可能なアプリ。設定を変更しながらリモート撮影ができたり、タブレットの大きな画面で閲覧・受信することができる。さらに、タブレットをワイヤレスリモートレリーズとして使用したり、タブレット経由でのファームウエアアップデートが可能。

 

写真・解説/P.Taichi Imai