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【紅葉の撮影方法まとめ】紅葉撮影に必要な機材は? おすすめの撮影設定は?

秋の被写体といえば紅葉ですね! 鮮やかで写真映えする反面、実は少しの設定次第で写真の印象が変わってしまうほど繊細な被写体でもあります。ということで、今回は紅葉を撮るための基本的な撮影テクニックをご紹介! ぜひプロの意見を参考にして、紅葉を魅力的に表現してください。

 

【紅葉撮影の超キホン!基本1】PLフィルターは必需品!紅葉撮影に必要なカメラ機材とは?

 

初心者なら、まず一眼カメラと標準ズームレンズ1本を用意しましょう。標準ズームの画角は肉眼で見たときの視野に近いため、紅葉を目で見たときの印象に近く捉えることができます。比較的コンパクトな製品が多いので、登山や旅行に持っていくのにもおすすめです。

慣れてくれば他の交換レンズも検討してもよいでしょう。例えば、遠くのものを引き寄せられる望遠レンズで鮮やかな部分を切り取ったり、広がりや遠近感を生かせる広角レンズで紅葉を大きく捉えると綺麗に仕上がります。

カメラ以外で欠かせないのは、紅葉の鮮やかさや青空の深さを引き出す「PLフィルター」。紅葉の表面反射を取り除くことで、紅葉の深みのある色を表現できます。また、晴天時の風景撮影だけでなく、紅葉が白くテカリがちな曇天や雨天時にも使えます。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/264994/ 

 

【紅葉撮影の超キホン!基本2】鮮やかな色を引き出すには?紅葉撮影のカメラ設定

撮影モードは絞り優先オート、絞りはF2.8 ~ 5.6 でボケを生かす、もしくはF11前後でパンフォーカス。シャッター速度は手持ちなら1/125 秒以上で、ISO感度は100~ 200、ライトアップ時はISO800。ホワイトバランス基本的に「太陽光(晴天)」、仕上がり設定は「風景」。階調補正の基本は「オート」、ピント合わせはAF-S&1 点AF。この設定を基本に、シーンに応じていろいろ試してみましょう!

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/265003/

 

【紅葉撮影の超キホン!基本3】晴天?曇天?天候別に紅葉撮影に最適な設定を見極める!

晴天時は広い風景を狙うなら適度な影によって立体感が出る斜光やサイド光が最適(順光は、被写体に影が出にくく、平面的になりやすいため) 。なお太陽を正面にした逆光時は、透過光により紅葉の鮮やかな色を引き出せるので、アップで狙うのがおすすめ。逆光時はゴーストが出やすいので、厚紙でレンズに当たる不要な光をカットしましょう。

曇天時は曇り空を画面に入れないことがポイントです(白い空を入れてしまうと間の抜けた印象になってしまうため)。曇天時以上に白っぽく写りがちな雨天時はPLフィルターで深みのある色を引き出しましょう。またアップめに捉えることで水滴を生かし、雨らしさを引き出すのもおすすめです。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/265014/

 

【紅葉撮影の超キホン!基本4】爽やかな秋を演出!紅葉撮影の露出設定は?

曇天時の紅葉は色が浅くなりがちなので、露出をマイナス0.3~0.7補正にして全体の濃度を上げ、色の深みを引きだしましょう。ただし、イチョウなどの黄葉ではマイナス補正で濁りが出やすいので、プラス補正で華やかに仕上げるのがよく似合います。

晴天時の逆光で、背景が暗い場合はマイナス0.7~1補正にすると紅葉が露出オーバーになることを防げます。また空が背景のときはプラス0.3~0.7補正が基本ですが、曇り空の場合はプラス2~3補正が最適です。(紅葉との明暗差が大きく、補正なしだと紅葉がかなり露出アンダーになってしまうため)。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/265022/

 

【紅葉撮影の超キホン!実践1】紅葉を前景に取り入れて彩りと奥行きを出そう!

広い風景を撮影する際は平面的、かつ単調になりがち。そんなときは、紅葉を前景に取り入れて彩りと奥行きを出しましょう。広角レンズで広い風景を撮影するときは、手前のモチーフ(上の写真ではナナカマド)に近づいて大きく見せると、画面に核となるポイントを作ることができ、存在感が増します。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/265189/

 

【紅葉撮影の超キホン!実践2】紅葉ライトアップの撮り方は?

紅葉ライトアップを撮るなら、日没後30分から1時間がベストタイムです。ブレを防ぐため三脚とレリーズは欠かせません。広角や標準レンズで風景的に狙ったり、上の写真のようにシルエットになった紅葉の樹形を生かしたりするような撮り方がおすすめ。周囲が暗いとモニターが通常よりも明るく見えるため、モニターで適正露出と思っても露出アンダーになりやすいので、露出を何段階かばらして撮影しておくことがポイント。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/265207/