秋といえば紅葉! 場所によってさまざまな表情を見せる紅葉は、鑑賞だけでなく撮影スポットとしても非常に人気です。ということで今回は、近畿地方のおすすめの紅葉を撮影地マップからピックアップしました。
①色づく吉野山の遠望(奈良)
上千本にある花矢倉展望台、そして横川覚範首塚付近からは蔵王堂を中心とした吉野山を一望できます。色づいたカエデを前景に生かせば、吉野山らしい風景となります。特に雨上りの霧を生かせると幻想的。歴史のあるエリアゆえ、苔むした石段や年輪を感じさせる大木などがあり、紅葉を飾るモチーフにも事欠かないです。紅葉は例年10月下旬~11月下旬に見ごろとなります。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/yoshinoyama_kouyou/
②朝靄に包まれる色づく高源寺(兵庫)
1325年に開創された臨済宗中峰派の本山。紅葉の名所として知られ、境内には天目カエデと呼ばれる種類のカエデが数多く植えられています。その特徴は、葉が小さく、葉の切れ目が深く、枝から垂れ下がること。紅葉のピークは例年11月上~中旬。この時期、あたり一帯は朝霧がよく発生するので、日が高くならないうちに出掛けるのがオススメ。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/kougenji/
③紅葉が美しい名瀑・箕面大滝(大阪)
日本の滝百選に選ばれた落差33メートルの名瀑。晴れていればカエデの大木を生かして青空バックで爽やかさを出し、曇天や雨天なら紅葉の落ち着いた色調を引き出しましょう。滝までの道中では紅葉と渓流の織りなす落ち着いた色合いを撮影できます。紅葉は例年11月中旬~12月上旬に見ごろとなります。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/minohotaki_kouyou/
④嵯峨野の紅葉が映える平野屋(京都)
嵯峨鳥居本には鮎料理で知られる平野屋があり、背後の道路から俯瞰気味に撮影すると紅葉に包まれた萱葺き家屋が絵になります。標高がある分、京都市内の紅葉よりも若干色づきが早く、11月中旬に見ごろとなります。また、化野念仏寺付近には味わい深い路地が残っており、カメラ散歩にぴったりです。生け垣を彩る紅葉や萱葺き民家などを生かして撮影できます。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/hiranoya_kouyou/
⑤朝日に照らされる嵐山の紅葉(京都)
渡月橋は京都を代表する紅葉スポット。見ごろは11月下旬~12月上旬です。ゆえに日中は大混雑が避けられないので、朝日が山を染める早朝に撮影を済ませたいところ。早い時間なら、色づいたカエデを前景に嵐山らしい風景を撮影できます。混雑し始めたら、保津川沿いに上流へ向うとよいです。逆光線で紅葉が輝き、保津川とのコンビネーションを生かして撮影できます。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/togetsukyo_kouyou/
⑥おにゅう峠から雲海と紅葉が輝く瞬間を狙う(滋賀)
雲海スポットとして有名な「おにゅう峠」。絶景スポットは峠から滋賀県側に下った道路脇にあり、アクセスのよさも人気の理由。11月上旬には紅葉が最盛期を迎えます。朝日は難しいですが、朝焼け雲は十分に狙えます。雲海と紅葉が輝く瞬間を標準ズームレンズで切り取り、前景に紅葉の山、遠景に雲海が棚引く山並みを見せることで遠近感を引き出してみましょう。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/oniyuutiugeunkai/