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大自然を感じる「紅葉と滝」の絶景スポットまとめ――紅葉と流れ落ちる滝のコラボが圧巻!

秋の被写体といえば、やっぱり紅葉! 単体での撮影はもちろん、水辺やライトアップといったコラボも幻想的ですよね。今回は、そうしたコラボのなかでも「紅葉と滝」が同時に撮影できる撮影地マップからピックアップしました。

 

①紅葉の木々と白ひげの滝(北海道)

白ひげの滝(落差30メートル)。紅葉は例年10月上旬~10月中旬に見ごろとなります。岩から水がしみ出し、幅広で幾筋にも流れる優美な姿をしています。コバルトブルーの美瑛川に対し、ナナカマドの赤やダケカンバの黄色がよく映えます。白金温泉バス停から数分のところにあり、ブルーリバー橋から間近に滝を見られるアクセスのよさも魅力。近くには青い湖面に枯れ木立が立ち並ぶ青い池もあります。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/shirahigenotaki_kouyou/

 

②紅葉する岩山を流れ落ちる羽衣の滝(北海道)

日本の滝百選にも選ばれる羽衣の滝。落差は270メートルで紅葉は例年10月上旬~10月中旬に見ごろとなります。七段になって流れ落ちる姿は圧巻。岩肌を紅葉の木々が彩り、優美さと力強さが同居しています。天人峡温泉の駐車場から徒歩15分ほど。また、天人峡温泉の手前には七福岩があり、青空を背景にして柱状節理の岩壁を撮影できます。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/hagoromonotaki_kouyou/

 

③岩床が特徴的な紅葉の姉滝(宮城)

仙台の奥座敷、秋保温泉からさらに内陸部を目指すと二口峡谷に到着します。この峡谷に流れるのが姉滝で、以前は滝と甌穴が結合した珍しい形状をしていましたが、その後崩壊して現在のような形に。滝自体の規模はそれほど大きくないですが、周囲の岩床は浸食されて独特の形をしており、滝と紅葉、岩床を組み合わせて画面を構成すると印象的な写真に仕上げられます。紅葉の見ごろは10月中旬~下旬。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/anetaki_miyagi/

 

④紅葉の一ノ滝(秋田)

立又渓谷には一ノ滝・二ノ滝・幸兵衛滝といった見応えのある滝があり、紅葉の時期(9月中旬~9月下旬)はいっそう美しさが際立ちます。駐車場から10分ほど歩くと最初に姿を見せるのが一ノ滝。この写真は二ノ滝へと続く登山道の途中からの撮影(紅葉と滝を組み合わせるため)です。一ノ滝から先は急勾配の道となり、周辺では熊も出没することから充分注意して行動しましょう。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/itinotaki/

 

⑤美しいモミジに囲まれた達沢不動滝(福島)

達沢不動滝は男滝とその西側にある女滝の2つの滝からなります。男滝は高さ約10メートル、幅約16メートルの岩肌に沿って水が流れ落ち、豪快さと優美さを合わせ持つその姿に、多くのカメラマンが訪れます。滝の周囲はモミジなどの木々に囲まれており、新緑や紅葉と絡めて撮るとなおよいです。駐車場からは徒歩10分ほど。紅葉の見ごろは10月中旬~11月上旬です。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/tatsusawa-fudotaki/

 

⑥木々が色づく秋の七ツ滝(山形)

日本の滝百選にも選ばれている七ツ滝。水がいくつかの筋に分かれて流れ落ちる姿は豪快で見応えがあります。滝を眺める展望台があるものの、手前に木や草が生い茂っているところが多く、撮影するのに最適な場所は限られています。全体を写すと説明的になるので、色づいた木と滝の一部分をバランス良く切り取って印象的な写真に仕上げましょう。紅葉の例年の見ごろは10月中旬~11月上旬ころ。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/akinonanatudaki/

 

⑦断崖からダイナミックに流れ落ちるふくべの大滝(石川)

白山白川郷ホワイトロード沿いにある落差86メートルの瀑布。青空バックで撮れる晴天時がベスト。近くには日本の滝百選に選ばれた「姥ヶ滝」や「しりたか滝」などがあり、白山白川郷ホワイトロード沿いで山岳紅葉も狙えるなど被写体には事欠かないです。山頂付近は9月下旬~色づきはじめ、「ふくべの大滝」の紅葉は10月中旬~下旬に見ごろを迎えます。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/fukubenoootaki_kouyou/

 

⑧滝が点在する照葉峡(群馬)

みなかみ町の北東部に位置する照葉峡では、紅葉と清流を道路沿いから手軽に撮ることができます。滝も多く、つづみの滝や時雨の滝など11もの滝が本流・支流に架かっています。10月中旬から下旬ころの紅葉シーズンを迎えると、道幅の狭い道路は渋滞することもあるため、休日の日中はできれば避けた方が無難。白っぽい岩が多いので、晴れているときよりも曇りや雨の日を狙って訪れたいです。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/minakamityou/

 

⑨谷を細く流れる不動の滝(群馬)

不動の滝は八ッ場ダムの近くにある落差約90メートルほどの滝。3段に分かれて流れ落ちる。水量は少ないものの、細みの流れが優美です。ダム建設のために作られた不動大橋から見ることが可能。紅葉の見ごろは10月下旬から11月下旬。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/fudonotaki/

 

⑩周囲との調和が美しい洞元の滝(群馬)

奥利根ゆけむり街道と呼ばれる県道63号線の脇に流れる洞元の滝。落差はそれほど大きくないものの、周囲の紅葉と岩が趣のある独特の景観を作り出しています。岩が白いため、光が直接当たらない時や曇天時に撮影したいです。付近の木々が色づく時期は10月中旬ころ。水上方面から向かう場合は、洞元湖近くにある道路左側の洞元荘の看板を目印にするとわかりやすいです。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/okutonetaki/

 

⑪真っ直ぐに流れ落ちる姿が印象的な白水の滝(岐阜)

滝壺を囲むような絶壁に懸かる落差72メートルの滝。白山山麓に広がる紅葉を背景にした一筋の白いラインが印象的です。夜明け前の青みを帯びた静けさ、そして朝の光がスポットライトのように当たって輝く瞬間が素晴しいです。白川郷の名の由来となった滝とされており、気品さと力強さを併せ持つような魅力があります。例年、10月下旬に紅葉が見ごろ。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/shiramizunotaki_kouyou/

 

⑫水面を埋めつくす落ち葉が美しい赤目四十八滝(三重)

代表的なものは赤目五瀑と呼ばれており、なかでも荷担滝が渓流探訪のハイライト。二手に分かれて流れる滝と紅葉の木々とのコンビネーションが美しいです。出発地点となるサンショウウオセンターから荷担滝までは片道約70分ほど。落ち葉が水面を埋めるような所もあり、渓流風景としても魅力があります。例年、11月上旬~11月下旬に紅葉が見ごろ。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/akame48taki_kouyou/

 

⑬紅葉が美しい名瀑・箕面大滝(大阪)

日本の滝百選に選ばれた落差33メートルの名瀑。晴れていればカエデの大木を生かして青空バックで爽やかさを出し、曇天や雨天なら紅葉の落ち着いた色調を引き出しましょう。滝までの道中では紅葉と渓流の織りなす落ち着いた色合いを撮影できます。紅葉は例年11月中旬~12月上旬に見ごろとなります。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/minohotaki_kouyou/

 

⑭山奥にひっそりとたたずむ大轟の滝(徳島)

釜ヶ谷峡谷にある大轟の滝。紅葉は例年10月下旬から11月上旬に見ごろです。落差が20メートルあり、幅も広く、滝つぼは大きいです。またその奥にも数段の滝が見えます。撮影は滝を見下ろす国道から。谷は深く、日が差し込む時間は短いです。写真は、鮮やかな木々を大きめに捉え、広めにフレーミングし、シャッタースピードは1秒で流れを生かして写しています。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/ootodoronotaki/