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ゴールドレンズがセットになったシネマ仕様の限定モデル「ライカM10-P “ASC 100 Edition”」

ライカカメラジャパンは、全米撮影監督協会の設立100周年を記念した特別限定モデル「ライカM10-P “ASC 100 Edition”」を発売する。

ライカM10-P “ASC 100 Edition”

映画製作者や映画監督が加入する全米撮影監督協会 (ASC = American Society of Cinematographers) とライカが共同で開発。「映画監督や映画製作者に最適」という映像仕様の特別モデルとなっている。2019年10月発売、価格は250万円(税別)。

特別仕様のレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM10-P」と単焦点レンズ「ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.」に、外付け電子ビューファインダー「ビゾフレックス」、「ライカM-PLマウント」アダプターが付属する。「ライカ M-PLマウント」アダプターを装着することで、市販されているほぼすべてのPLマウントを採用したシネレンズに対応できるようになる。

ライカM10-P “ASC 100 Edition”

 

本質を徹底的に追求し、無駄をそぎ落としたデザインを採用。ボディ表面はブラッククローム仕上げで、刻み込まれている文字もすべてブラック。「ライカSL」を思い起こさせるレザー外装により、機能的な印象がさらに強められている。

ライカM10-P “ASC 100 Edition”

本製品ならではの撮影モードも搭載している。「ASC Cine Classic」モードでは35mm映画フィルムの質感を、「ASC Contemporary」モードでは現代映画のデジタル的な質感を表現。映画製作に用いられるさまざまなアスペクト比を選択でき、アスペクト比がブライトフレームとして表示される。

 

「ライカ ズミクロン M f2/35mm ASPH.」は、ゴールドアルマイト仕上げがライカの原点「ウル・ライカ」の真鍮部を想起させるとともに、ゴールドカラーがモダンな印象を与える。

ライカM10-P “ASC 100 Edition”

 

「ASC」のロゴがトップカバーに配されている。一定の照明条件下では消えたように見え、外観を引き締める。

ライカM10-P “ASC 100 Edition”

 

 

〈文〉佐藤陽子