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ライカのフルサイズミラーレスカメラ「ライカ SL」発売日決定

ミラーレスカメラ「ライカ SL(Typ 601)」の発売日が2015年11月28日(土)に決定した。標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリートSL f2.8-4/24-90mm ASPH.」も同時発売となる。

ライカSL

<2017.9.1>
※ライカカメラジャパンが、ライカSLの価格改定を発表。2017年10月1日より864,000円(税込)となる。

 

「ライカ SL」は、有効2400万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したミラーレスカメラ。電子ビューファインダーとタッチパネル液晶モニターを採用し、4K動画撮影にも対応する。「ライカ Tシステム」のレンズがそのまま装着できるほか、マウントアダプターを使用すれば、ライカSシステム・ライカMシステム・ライカRシステムのレンズも装着可能。

■基本性能
ローパスフィルターレスの有効2400万画素フルサイズCMOSセンサーと、画像処理エンジン「LEICA MAESTRO II(ライカ マエストロ ツー)」を採用。ISO 50~50000の幅広いISO感度に対応する。シャッタースピードは1/8000秒~60秒で、バルブ撮影では30分まで設定できる。2GBのバッファメモリーを搭載し、最大画素数で最高11コマ/秒の高速連写が可能。

■AF機能
コントラスト検出方式を採用し、測距点は最大49点。フォーカスモードはAF-S(シングル)/AF-C(コンティニュアス)/マニュアルフォーカス/タッチAFの4つ、AFモードは固定/動体(トラッキング)/自動(顔認識)の3つを搭載している。0.11秒未満の高速AFが可能。

■動画撮影機能
4096×2160/24fpsのシネマ4K動画、3840×2160/30fpsの4K UHD動画を撮影可能。フルHD動画撮影時は、24fpsから120fpsまでのフレームレートを選択できる。

■操作性
0.66型・440万ドットの電子ビューファインダー「EyeRes ファインダー」と、2.95型・104万ドットのタッチパネル液晶モニターを採用。アイセンサーにより、ファインダーに目を近づけると自動的に液晶モニター表示からファインダー表示に切り換わり、目を離すと表示がオフになる。

■その他の機能
アルミ削り出しのボディにシーリングを施し、ホコリや水滴に配慮した設計。RAW画像(DNG)とJPEG画像の同時記録に対応する。Wi-Fi機能、GPS機能を搭載。Android/iOS用アプリ「Leica SL App」を使用することで、スマートフォンやタブレットからのリモート操作も可能になる。

ライカSLライカSL
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主な仕様

有効画素数 2400万画素
撮像素子 24MP(36×24mm)CMOS センサー
マウント ライカLマウント
ISO感度 ISO 50~50000
シャッター速度 1/8000秒~60秒(バルブ 最大30分)
ファインダー 0.66型 440万ドット 電子ビューファインダー [倍率]0.8倍
画像モニター 2.95型 104万ドット タッチパネル液晶モニター
記録媒体 SDメモリーカード(UHS-I・UHS-II対応)
サイズ(幅×高さ×奥行き) 147×104×39mm
質量 約771g(本体のみ)/約847g(バッテリーを含む)
付属品 キャリングストラップ、ボディキャップ、充電式リチウムイオンバッテリー、バッテリーチャージャー(電源コード付き)、USB3.0ケーブル、レンズクリーニングクロス、ソフトウェア「Leica Image Shuttle SL」「Leica SL App」(専用サイトからのダウンロードにより提供)