デジタル写真に欠かせないのが専門用語。用語の意味を知ることで、デジタル写真の楽しさが広がるハズ。デジタル写真の画質にまつわる用語を解説しよう。
裏面照射型【りめんしょうしゃがた】
通常、撮像センサーは受光部の層の上に配線などの層を積み重ねていく工程で製造するが、入射した光の一部が配線などにさえぎられるため、多画素化するほどに感度面で不利となる。裏面照射型の撮像センサーでは製造時の構造を裏返しにして受光部を露出させた形になるため、効率よく光を取り込める。感度の低下を抑えつつ多画素化が可能なのがメリットだ。