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【イチからはじめるInstagram第3回:ストーリーズ投稿編】24時間で消えるもう1つの投稿方法とは?

イチからはじめるInstagram 第3回:ストーリーズ投稿

Instagram(インスタグラム)の投稿には、大きく「フィード投稿」と「ストーリーズ投稿」の2つがある。フィード投稿は一般にイメージされる通常投稿のことで、こちらは前回の記事で解説した。今回はストーリーズ投稿について解説する。

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第1回:Instagramの概要とアカウントの作り方

第2回:フィードへの投稿

 

「24時間で自動的に消える」気軽な投稿場所

今回紹介する「ストーリーズ」は2016年8月に登場した機能だ。普段Instagramを使っていない人にはなじみがないかもしれないが、2018年10月時点で毎日Instagramを利用する国内ユーザーの約70%が利用している、かなり浸透しているといっていい機能だ。Instagramを楽しむのであれば、使わない手はない。

 

ストーリーズは一言でいうと、「24時間で自動的に消える投稿」だ。消えてしまうのになぜ投稿するのか疑問に思うかもしれないが、ストーリーズは自信を持って残せる作品以外を投稿できる気軽な場所として利用されている。数秒の短い動画や静止画で何でもない日常をシェアすることで、繋がっている人達とフランクな交流ができるのだ。

 

カメラ・写真愛好家であれば、作品はフィードに投稿し、その撮影の裏側をストーリーズに投稿するといった使い方が考えられる。「今、ここで撮影してるよ」とストーリーズに投稿し、完成した作品をフィードに投稿するといった具合だ。

 

また、ストーリーズはスマホの全画面に表示されるため、没入感が高いという特徴がある。特に縦長の対象物、例えば人物や高層ビルなどと相性が良い。横位置の撮影とは違った表現に楽しさを見つけられるだろう。

▲ナショナルジオグラフィックのInstagramストーリーズは撮影の裏側を動画で紹介している

 

お気に入りのストーリーズは、「アーカイブ」としてプロフィール画面に保存することもできる。ストーリーズに投稿できるコンテンツは静止画/動画/テキストで、スタンプや文字、手書きなどで装飾を施せる。

 

動画は最大15秒、再生と逆再生が繰り返される「BOOMERANG(ブーメラン)」や画面の中心にズームする「SUPERZOOM(スーパーズーム)」といった撮影方法も用意されている。ストーリーズには1日に何度も投稿する人が珍しくなく、投稿は連続して再生されるので、複数投稿でストーリーを作るのも良いだろう。

 

ここからは、ストーリーズへの投稿手順ついて説明する。

 

ストーリーズへ投稿する

ストーリーズへの投稿は、スマホのアプリ、またはモバイルブラウザから行う。ここでは、アプリからの投稿について説明する。

 

まずはアプリを起動し、画面上部の自分のアイコン画像をタップする。すでにストーリーズ投稿がある場合には、タップした次の画面で左上の自分をアイコン画像をタップする。

 

カメラが起動する。シャッターボタンはタップで静止画、長押しで動画を撮影できる。動画は押し始めると撮影がスタートし、指を離すと終了する。スマホに保存した写真は左下のアイコンから、インカメラへの切り替えは右下のアイコンから可能だ。

 

撮影が終了すると、上部に加工のメニューが表示される。ここではまず、スタンプを入れてみる。スタンプアイコンをタップしてみよう。

 

スタンプにはイラストと、タグやアンケートなどの機能を持つものがある。設置したいスタンプをタップする。

 

スタンプはドラッグで位置を動かすことができ、大きさの調整も可能だ。さらに文字を入れたい場合は、文字ボタンをタップする。

 

表示された画面で文字を入力する。文字の色はパレットから、フォントは上部のボタンをタップすると変更できる。

 

文字とフォントを選べたら「完了」をタップする。

 

投稿は「ストーリーズ」ボタンをタップすると完了だ。「親しい友達」は、シェアするアカウントを限定したい場合に使用する。

 

ストーリーズを閲覧する

フォローしている人がストーリーズを投稿すると、画面上部にアイコンが並ぶ。タップすると自動再生が始まるので、眺めていればフォローしている人の全ストーリーズを見ることができる。興味のないストーリーズ投稿はタップすると次に飛べる。また、左右にスワイプすると、別のアカウントのストーリーズに移動できる。

 

一般的なSNS投稿と違う点は、ストーリーズを閲覧したアカウントをストーリーズの投稿者が確認できることだ。また、コメントやクイックリアクションは、相手へのDM(ダイレクトメッセージ)となる。親密な相手と日常をシェアするというコンセプトによる設計だと考えられるが、あまり積極的に交流したくない人は注意しておこう。

 

では、具体的にストーリーズ閲覧の流れを画像とともに見ていこう。

 

新しいストーリーズ投稿は、周囲にピンク色の囲みで表示される。タップすると閲覧できる。

 

ストーリーズが再生される。リアクションしたい場合は、「メッセージを送信」をタップしよう。

 

絵文字でのクイックリアクション、文字、写真、動画でのメッセージを送信できる。ここでは絵文字をタップしてみる。

 

送信が完了すると、絵文字が舞い上がる。

 

相手にはメッセージが送られる。スタンプはこのように複数送る人もいる。

 

ストーリーズは気軽に投稿できる場所なので、今まで尻込みしていた人もぜひチャレンジしてほしい。次回は、Instagram応用編として、スタンプやハッシュタグの使いこなし方、ほかのSNSへも同時にシェアする方法などを紹介する。