ロモジャパンは、「Lomo’Instant Automat Camera (ロモ インスタント オートマット カメラ)」の限定デザインモデル「Sundae Kids Edition (サンダエ キッズ エディション)」を2020年6月3日に発売した。価格はカメラ単体パッケージが13,880円、3種類のレンズ付きパッケージが16,800円 (いずれも税込) となっている。
なお「Lomo’Instant Automat Sundae Kids Edition」は、次回ロットの生産予定がない台数限定となっている。ロット数量は公開されていない。ロモグラフィーの公式オンラインショップ、直営店Lomography+と、ロモグラフィー製品を取り扱う一部の販売店で購入することができる。
■コラボレーション with Sundae Kids
カラフルでポップなカラーリングの「Lomo’Instant Automat Sundae Kids Edition」は、コミックアーティスト・Sundae Kidsによるロモグラフィー限定デザインのインスタントカメラ。フィルムは、“チェキ”と同じ富士フイルム instax miniフィルムを使用する。ボディに描かれた絶妙なタッチのキャラクターは、ロモグラフィーの世界観に通じるものがある。なおパッケージには、Sundae Kidsによるコミックが同梱されている。
■2つの撮影モードを搭載
「Lomo’Instant Automat Camera」は、適切な絞りとシャッタースピード、フラッシュ発光量を自動で設定してくれるオート撮影モードと、最大30秒の長時間露光を楽しむことができるバルブモードを搭載する。シャッタースピードは、8〜1/250秒 (オート撮影モード時) とバルブ (最大30秒)。絞りはF8 / F22の2段階で、ピント合わせは0.6m / 1〜2m / 無限遠のゾーンフォーカスとなっている。露出補正ダイアル (+1 / −1) 、フラッシュON / OFF機能、LEDライトの点灯数でフィルムの残数を表示するフィルムカウントLEDライトなども搭載されている。レンズ焦点距離は60mm相当 (35mm判換算)、フィルター径は43mmだ。
■ロモグラフィーならではのクリエイティブな機能
何枚でも写真を重ねることのできる多重露光 (MX)、夜のライトペインティングが楽しめる長時間露光など、ロモグラフィーならではのクリエイティブな機能を搭載している。4色のカラーフィルターをフラッシュに装着することも可能だ。
■シャッターリモコン機能付きレンズキャップ
「Lomo’Instant Automat Camera」のレンズキャップは、シャッターリモコン機能を搭載する。カメラの前後にセンサーが設けられているので、前からも後ろからも写真撮影が可能になっている。シャッターリモコンの到達距離は、晴天の屋外で1〜2m、室内で5m程度。
3種類のレンズ付きパッケージ
撮影距離10cmのマクロ撮影が可能な「クローズアップ・アタッチメントレンズ」、画角90°の広角撮影が可能な「ワイドアングル・アタッチメントレンズ」、魚眼のような描写をする画角170°の「フィッシュアイ・アタッチメントレンズ」の3種類のアタッチメントレンズをパッケージした「Lomo’Instant Automat Sundae Kids Edition」も発売。このパッケージには、複数枚の写真をスライスして混ぜ合わせたかのような不思議な多重露光写真を撮影できる「Splitzer (スライサー)」も同梱されている。
Lomo’Instant Automat Sundae Kids Edition パッケージ内容
カメラ単体パッケージ
- Lomo’Instant Automat Camera Sundae Kids Edition
- リモートコントロールレンズキャップ
- 4色のカラーフィルター
- シューティングカード
- マグネットステッカー
- 写真展示用ステッカー
- フォトステッカーとフォトクリップ
3種類のレンズ付きパッケージ
- Lomo’Instant Automat Camera Sundae Kids Edition
- Lomo’Instant Automat Wide-Angle Lens Attachment
- Lomo’Instant Automat Close-Up Lens Attachment
- Lomo’Instant Automat Fisheye Lens Attachment
- リモートコントロールレンズキャップ
- 4色のカラーフィルター
- シューティングカード
- マグネットステッカー
- 写真展示用ステッカー
- フォトステッカーとフォトクリップ
〈文〉柴田 誠