ロモジャパンは、ワイドアングルガラスレンズ搭載のインスタントカメラ「Lomo’Instant Automat Glass Assemble Configure Edition (ロモ インスタント オートマット ガラス アッセンブルコンフィギュア エディション)」を2020年11月4日に発売した。価格は19,980円 (税込)。3種類のアタッチメントレンズが付属する。
「Lomo’Instant Automat Glass Assemble Configure Edition」は、イギリスをベースに活動するテキスタイルデザイナー・Laura Slaterとコラボレーションしたモデルで、ロモグラフィー限定のデザイン。彼女のシグネチャーコレクションの1つである、サファイアブルー (Yves Klein Blue) を大胆にあしらっている。フィルムは、“チェキ”用フィルム (instax miniフィルム) を使用する。
■クリアに写るガラスレンズを採用
焦点距離38mmのマルチコートガラスレンズを搭載し、クリアな写真を楽しむことができる。開放F値はF4.5で、低光量下でもフラッシュなしの撮影が可能。最短焦点距離は0.3m。ピント合わせは、0.3m / 0.6m / 無限遠の3段階のゾーンフォーカスとなっている。
■クローズアップレンズが付属
迫力あるセルフィーやポートレート撮影ができるほか、付属のクローズアップレンズアタッチメントを使うと最短焦点距離を10cmにでき、被写体にグッと近づいたダイナミックな撮影が可能となっている。
■長時間露光や多重露光が可能
スナップ撮影に適した「オート撮影モード」と、最大30秒の「バルブモード」で長時間露光を楽しむことができる。「オート撮影モード」では、適切な絞りとシャッタースピード、フラッシュの発光量を自動で設定してくれる。露出は、露出補正ダイアル (+1 / −1) で調節可能。また、多重露光が可能で、何重にでもイメージを重ねることができる。フィルムの枚数残量が一目で分かるカウントダウン式の「フィルムカウントLEDライト」を搭載する。
■内蔵フラッシュ
ガイドナンバー9のフラッシュを内蔵しており、フラッシュON/OFFの選択が可能。発光量は自動で調節されるので、適切なフラッシュ量で撮影することができる。フラッシュOFF時も自動露出が周囲の明るさを感知して、適切な露出を設定してくれる。また、フラッシュには、4色のカラーフィルターから好きな色を選んで装着できる。
■シャッターリモコン機能付きレンズキャップ
レンズキャップはシャッターリモコン機能を搭載するので、集合写真や全身を撮りたいときに便利。カメラの前後にセンサーが装備されており、前後どちらからでもリモート撮影ができる。
Lomography Lomo’Instant Automat Glass Assemble Configure Edition 主な仕様
使用フィルム 富士フイルム instax miniフィルム
露光サイズ 62×46mm
レンズ焦点距離 38mm (35mm換算 21mm)
絞り F4.5、F22
シャッタースピード 8〜1/250 (オート撮影モード)、バルブ(最大30秒)
フィルター径 43mm
電源 本体 CR2 リチウム電池2個、シャッターリモコン CR1632 リチウムコイン電池1個
セット内容
- Lomo’Instant Automat Glass Assemble Configure
- Lomo’Instant Automat Glass クローズアップレンズ アタッチメント
- シャッターリモコン機能付きレンズキャップ
- Lomo’Instant Automat Glass Splitzer
- カラーフィルター
- シューティングカード
- マグネットステッカー
- 写真展示用ステッカー
- フォトスタンドとフォトクリップ
〈文〉柴田 誠