開放F1.2やF1.4といった高性能な大口径レンズは魅力的な存在。だけど高価で、さらには大きく重たいこともあって、ちょっと敷居が高い。そんなとき手が届きやすいのが「F1.8」。フルサイズミラーレス用F1.8単焦点レンズの魅力に迫る!
目次
- パナソニックLUMIXのコスパ最強F1.8単焦点
- キヤノンのコスパ最強F1.8単焦点
- ソニーのコスパ最強F1.8単焦点&ハイグレードF1.8単焦点
- ニコンのハイグレードF1.8単焦点
- シグマのハイグレードF1.8単焦点
- カールツァイスのハイグレードF1.8単焦点
- トキナーとサムヤンのコスパ最強F1.8単焦点
シグマのハイグレードF1.8単焦点
超広角や望遠系のレンズではF1.4まで広げると大きくなりすぎ、実用上難しいという理由でF1.8に抑えているケースもある。とはいえ明るさとしてはクラス最大級のハイグレードなレンズとなる。
F1.4の大口径レンズを続々と登場させているシグマだが、F1.8に抑えられた14mm、135mmでもかなり重量級なレンズとなっている。クラスはハイグレードなArtラインで、ソニーEマウント、Lマウントの2つのミラーレスシステムに加えて、一眼レフにも対応している。
■ SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art
14mmの超広角で思い切りボケが生かせる
超広角ながら近接撮影では半端ないボケ量。最短撮影距離は27cmでレンズ前約6cmまで寄れる。超広角で重要となる逆光耐性も強い。重量級のレンズで、フィルターは使用不可。
■ SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art
画質とコスパに優れた135mmレンズ
Artラインの大口径単焦点では、最も長い焦点距離となるのがこの135mmF1.8。画質とこの明るさを考えると、コスパの面でも◎。
次回はカールツァイスのF1.8単焦点レンズを紹介します。
※参考価格は記事執筆時点の量販店価格です。