タムロンは、2021年8月5日に開発発表した大口径標準ズームレンズ「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」(Model A063) の続報を公式ブログ「TAMRON MAG」にて公開した。
現行モデルの「28-75mm F/2.8 Di III RXD」(Model A036) と第2世代の「G2」を徹底比較。どんなところが進化しているのかを「注目すべき5つのポイント」というかたちで3回に分けて詳しく解説していく。
現行モデルとの画質の違いを徹底比較
今回公開されたのは、POINT 1「小型軽量を維持しつつ高画質、高解像を実現」について。現行モデルと「G2」の画質、スペックを比較して、小型軽量を維持しながら高画質・高解像を実現している点をMTF曲線や実写画像などを交えて解説している。なお、「TAMRON MAG」にアップされている実写画像はオリジナルサイズでダウンロードが可能。じっくり細部まで確認することができる。
スペックで進化ポイントをチェック
新旧スペック比較表も掲載されている。レンズ構成が12群15枚から15群17枚に増えているが、質量は10g軽くなっていたり、最短撮影距離が0.01m短くなっているなど興味深い点がいくつもある。また、現行モデルにはなかったフォーカスセットボタンが設けられ、レンズカスタマイズが可能になるといった新しい情報もある。
今後の更新スケジュールも発表
POINT 2〜5の更新予定も発表された。早くも2021年9月2日に POINT 2と3についての情報が公開される予定だ。記事更新のお知らせは、タムロンのSNS公式アカウントで行われることになっている。こちらも要チェックだ。
■2021年9月2日更新予定
POINT 2「広角端での最短撮影距離は0.18m、最大撮影倍率は1:2.7」
POINT 3「キズや指紋が付きにくく、操作性と質感も向上」
■9月中旬更新予定
POINT 4「リニアモーターフォーカス機構VXDの搭載でAFがより高速で正確に」
POINT 5「TAMRON Lens Utilityで各種機能のカスタマイズが可能に」