秋が深まるにつれ、日が短くなって撮影できる時間が限られてしまう…とお嘆きの皆さん! むしろ、夜の撮影を楽しんでみませんか? 日が落ちると同時に輝きだすビルや工場、月、星など、夜ならではの写真を撮るためのポイントを紹介します。プロおすすめの撮影地も要チェック。感染対策に配慮したうえで、秋の夜長に“夜活”撮影を楽しんでください。
今回は「プロカメラマン厳選! 夜におすすめの撮影地」編です。撮影地マップから、全国のおすすめ夜景撮影スポットを紹介します。
“夜活”撮影のすすめ
- 夜こそ美しさを増すビルや工場を撮ってみよう
- 夜空を彩る月や星を写真の中でも輝かせよう
- プロカメラマン厳選! 夜におすすめの撮影地
北海道・東北
小樽市街を見下ろす天狗山山頂展望台
小樽のシンボル的な天狗山。小樽市街の明かりと船舶のコラボが撮れることもあります。アクセスはロープウェーまたは車で。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/otaru-tenguyama-night/
蝦夷富士を一望できる倶知安町八幡駐車場
“蝦夷富士”こと羊蹄山と星空との星景写真に最適なスポットです。北海道ドライブの際にぜひ寄ってみて。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/yoteizan/
「100万ドルの夜景」でおなじみの函館山
言わずと知れた北海道の主要観光地・函館山。混雑する可能性もあるので、撮影時の工夫はもちろん、ソーシャルディスタンスにも配慮を。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/hakodate_yakei/
三陸復興国立公園の景勝地 浄土ヶ浜
岩手県宮古市にあり、三陸を代表する景勝地・浄土ヶ浜。岩肌と星空や月を組み合わも雅なものです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/jyoudogahama/
関東
東京湾を360°見渡せる晴海埠頭客船ターミナル
フォトジェニックなポイントが多い晴海埠頭の客船ターミナル。なお、2021年11月1日以降の閉館時間は平日17:00 (展望台は16:30まで)、土・日・祝日は20:00 (展望台は19:30まで) です。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/harumifutou/
羽田空港 第3ターミナル (旧 国際線ターミナル) 展望デッキ
空港は昼夜を問わず撮りがいのあるスポット。航空機のみならず、管制塔や滑走路など、夜に映える被写体がてんこもりです。24時間オープンの展望デッキとして知られていましたが、現在の開放時間は7:00~20:00に変更となっていますので、ご注意ください。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/haneda_kokusai_terminal_deck/
富士山まで一望できる横浜みなとみらい21地区
高層ビルや商業施設、遠くに見える富士山など、被写体豊富な横浜みなとみらい21地区。都市夜景撮影の基本を押さえるにはもってこいかもしれません。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/yokohama-mm21-night-view/
工場夜景に挑戦! 川崎工場地帯
工場が建ち並ぶ神奈川県川崎市の臨海部。水平垂直を表現する方法もこちらでチェックを。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/kawasaki-night-view/
海の上から街の明かりを望む海ほたる
東京湾アクアラインのパーキングエリア「海ほたる」。海上から見る都市の灯りはなんともドラマチックです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/umihotaru-night-view/
甘利山から見る甲府盆地と富士山
甲府盆地の西にある甘利山は、甲府盆地と富士山を同時に望めるポイント。11月下旬から4月下旬までは山頂に向かう道路が冬季閉鎖となるので、お出かけの際は確認を。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/fujiyama_night/
近畿
近未来感バツグンの梅田商業地区
高層ビルの間を縦横無尽に高速道路が走る大阪梅田の商業地区。車の光跡もぜひ生かしたいところです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/umeda-night-view/
街明かりと飛行機のコラボが撮れる千里川土手
伊丹空港のB滑走路、ランウェイ32Lエンドにある千里川の土手。滑走路と街並みの灯との組み合わせで有名です。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/senrigawa-dote/
神戸の市街を眺める神戸布引ハーブ園
四季折々の風景を楽しめる観光地であり、神戸市街の眺望スポットでもある神戸布引ハーブ園。周囲の風景も見える夕暮れ時が夜景撮影におすすめとのことです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/kobeherb-nightview/
建物も夜景も楽しめる六甲枝垂れ
六甲ガーデンテラスに建つ展望台「六甲枝垂れ」。建物自体もユニークですが、神戸や大阪の夜景を楽しめるスポットです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/rokko-shidare-night-view/
月明りに浮かび上がる橋杭岩
和歌山県の串本町にある奇岩群「橋杭岩」。月明りで撮るとご覧の通りです。シャッタースピードや使用レンズなど、ぜひ参考にしてください。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/hasiguiiwa-moonlight/
中国・四国
夜景観光でも有名な周南市の工場
日本夜景遺産に認定されている山口県周南市の工場夜景。市街地の近くから撮影できる、初心者にもおすすめのスポットです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/shunan-night-view/
獅子の霊厳から眺める高松港
香川県高松市の屋島にある展望台からは、高松市内や瀬戸の島々、瀬戸大橋が見えます。フェリーが通りがかるのを待ってみてもよさそうです。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/takamatsukou-nightview/
景色の変化が楽しい讃岐平野
香川県高松市の五色台からは、讃岐平野と瀬戸大橋の全景を眺めることができます。小高い山もいいアクセントに。
▼プロカメラマンの撮影地ガイド
https://getnavi.jp/capa/guide/goshiki-night-view/
ここで紹介している撮影地は、撮影時から状況が変わっている場合があります。ご確認のうえお出かけください。
〈文〉佐藤陽子