カメラ・写真大好き現役レースクイーンの沙倉しずかです!
カメラ・写真歴はもうすぐ4年で、今もそしてこれからも永遠にカメラ勉強中です。
SUPER GT、今シーズンもいよいよ開幕ですね!
岡山国際サーキットでの開幕戦を前に、各チームが最後の調整を行う3月26、27日に富士スピードウェイで行われた公式テストでマシン撮りをしてきました(取材は27日)。
普段はレースクイーンとしてサーキットに行くので、コースサイドからマシン撮りをする機会はあまりなく、今回は1年ぶり4度目の挑戦になります。
今まで自信を持って人にお見せできるような写真を撮れたことはないので、「今度こそは納得のいく写真を撮る!」と気合を入れて臨みました!
まずは機材をチェック
当日の天気は雨から曇り。
サーキットは山の中にあることが多く、天気が変わりやすいので、雨予報ではなくてもカメラ用レインカバーがあるといいということを学びました。
私は曇りという天気予報を信じて持って行かず失敗しましたが、午後には雨が止んでくれて良かったです。
今回はCAPA編集部さんに「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」(SEL200600G)と「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」(SEL100400GM)のレンズを用意してもらいました。
ボディは自分の「SONY α7III」です。
富士スピードウェイは、比較的コースに近い場所から撮影ができることもあり、個人的に400mm以下が撮りやすいと感じたことと、とても軽いので、100-400は今後購入も視野に入れたいと思うほど気に入りました。
白レンズってかっこいいですよね。
今回は曇りだったため出番はありませんでしたが、NDフィルターも用意してもらいました。
いざ、撮影!
最初はシャッタースピードを1/160に設定して流し撮りを始めたものの、全く止めることができず(止める=思うところにピントが合って止まっているが、ほかはわざとブラして流れている)苦戦しましたが、なるべくマシンのスピードが落ちるコーナーを中心に撮影し、徐々に慣れてきて1/80で撮れるようになりました。
まだまだピントの的中率は低いですが、自分のチームのマシンを撮るときは緊張からなのか、より一層的中率が下がります。
公式テストでのマシン撮りの魅力は、今シーズンから新しく登場するマシンや、カラーリングが新しくなったマシンをいち早く撮れること、まだカラーリングが施されていないカーボンむき出しの状態のマシンを撮ることができる、レースファンにはたまらないチャンスです。
そして普段のレースでのマシン撮りの魅力は、それぞれのチームの駆け引きや、マシン同士が接触しそうなほど接戦を繰り広げる真剣勝負を収めることができることだと思います。
途中で「SONY α1」も借りて試してみました。
α1を触るのは初めてだったのですが、シャッターボタンを押しても撮っている感覚がなく、「本当に撮れてるの?」と確認したほどです。
滑らかで気持ちよすぎる高速連写の電子シャッターに感動しました!
今回撮影したポイントは、観戦チケットがあれば誰でも自由に観戦&撮影できる場所で、一脚に望遠レンズとカメラを構えた人が皆黙々と集中して撮影しています。
使っている望遠レンズが大きいほど上手そうに見えてしまうのは私だけでしょうか?
私はいつもお店で望遠レンズをレンタルして使っているので、かっこいいなぁと羨望の眼差しで見ています。
マシン撮りのススメ
マシン撮りをきっかけに望遠レンズを使い始めたことによって、被写体の選択肢が広がり、撮ってみたいものが増え、今まで以上にカメラが楽しいと感じるようになりました。
今までは景色を撮ることが多かった私ですが、動くものの一瞬を切り取る楽しさや、躍動感、スピード感を表現する楽しさを知りました。
写真を撮っている人は是非一度サーキットでマシン撮りに挑戦してみてほしいです。
車好きの人はもちろん、車に詳しくない人も、推しのマシンを決めたら、あとはバックに富士山を入れたり、季節を感じる植物を前ボケに使ってみたり、色々な工夫もできますし、時間を忘れて一人で没頭できるところがマシン撮りの楽しいところです。
思ったような写真が撮れたときの快感は本当にクセになります。
しかもCAPA本誌では流し撮りGPというフォトコン企画も開催しているので、力試しに応募してみるのもいいのではないでしょうか。
レースクイーンという立場から撮ってみて感じることは、普段ピット内で撮るマシンと、サーキットを走るマシンを撮るのでは表情が全然違います。
まるで魂が吹き込まれたように、ドライバーさんとマシンが一体となって闘争心が走りに表れるので、それを写真で上手く表現できるようにもっと腕を磨いていきたいです。
そして写真でSUPER GTの魅力をより多くの方に伝えることができたらいいなと思います。
コロナ禍になってからサーキットから遠のいている方もいることに気付いたり、地上波でSUPER GTを取り扱ってくれる番組が無くなってしまったりと、寂しいこともありますが、微力だとしてもこうやって発信することでサーキットに足を運んでくれる人が1人でも増えたら嬉しいなと思います。
私は今シーズンも昨年に引き続き、SUPER GT300クラス50号車Arnage Racingのレースクイーンを務めさせていただきます!
マシンもカラーリングも一新した50号車にも是非注目していただけたら嬉しいです!
おまけ
サーキットでは沢山歩くのでお腹が空きますよね。
場内には数多くの飲食店も出店しており、それぞれのサーキットならではのグルメも楽しめます。私はホルモン焼きそば(大盛り)を食べました。
歯応えのあるホルモンがごろごろ入っていてとても美味しかったです!
▽ギャラリー(タップで拡大して見られます)
※撮影時のみ一部マスクを外しています。
協力/GTアソシエイション、富士スピードウェイ
文・写真/沙倉しずか
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