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3万円台で買えるクラシカルな大口径F0.95レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」

焦点工房は、銘匠光学の大口径レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」を2022年5月18日に発売した。希望小売価格は36,300円 (税込)。

<2022.6.13> キヤノンRF、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、Lマウントを追加。

TTArtisan 50mm f/0.95 C

 

「TTArtisan 50mm f/0.95 C」は、APS-Cミラーレスカメラ向けのMFレンズで、キヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムXの各マウントに対応する3モデルが用意される。ソニーEマウント機と富士フイルムXマウント機では、35mm判換算76mm相当、キヤノン EOS Mシリーズでは81mm相当の画角となる。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
装着例

 

高屈折低分散ガラス2枚を含む6群8枚のレンズ構成で、開放F0.95の大きなボケ効果により、立体感のある画作りを行える。開放F値が明るいことで、室内や夜間など光量の少ない状況でも、シャッタースピードを稼げるという利点もある。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
作例

 

金属製の鏡筒には、クラシカルな印象を与えるゼブラ柄をフォーカスリングと絞りリングに採用。機械式のマニュアルレンズならではの心地よい操作感が保たれている。

TTArtisan 50mm f/0.95 C

 

APS-Cミラーレスカメラ使用時は中望遠画角となり、ポートレート撮影に最適。モデルとの距離を保ちながら、背景を大きくぼかすことで、被写体を背景から浮かび上がらせる表現ができる。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
作例

 

なお、イメージサークルが大きめなので、フルサイズセンサー搭載のミラーレス機にも使用可能。周辺減光が強く出るが、これを表現の一種だと捉えることができれば、小型軽量の大口径50mm標準レンズとして撮影を楽しめる。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
APS-Cモードで撮影
TTArtisan 50mm f/0.95 C
フルサイズセンサー搭載機で撮影

銘匠光学 TTArtisan 50mm f/0.95 C 主な仕様

マウント キヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムX
フォーカス マニュアルフォーカス (MF)
焦点距離 50mm (35mm判換算 ソニーE/富士フイルムX 76mm相当、キヤノンEF-M 81mm相当)
開放絞り F0.95
最小絞り F16
レンズ構成 6群8枚 (高屈折低分散レンズ2枚)
絞り羽根枚数 10枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 φ58mm
最大径×長さ φ62×61mm (マウント部を除く)
質量 約410g