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3万円台で買える大口径F0.95レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」に4マウントが追加

焦点工房は、銘匠光学の大口径レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 C」のキヤノンRF、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、Lマウント用の4モデルを2022年6月10日に発売した。希望小売価格は36,300円 (税込)。

TTArtisan 50mm f/0.95 C

「TTArtisan 50mm f/0.95 C」は、APS-Cセンサーを搭載するミラーレスカメラ向けのMFレンズで、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-Mの各マウントに対応する3モデルが2022年5月18日に発売されている。今回、新たにキヤノンRF、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、L (ライカ・パナソニック・シグマ) の4種類のマウントに対応するモデルが追加販売された。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
装着例

 

APS-Cミラーレスカメラ使用時は中望遠画角となり、ポートレート撮影に最適。モデルとの距離を保ちながら、背景を大きくぼかす表現ができる。なお、キヤノンRF用は81mm相当、マイクロフォーサーズ用は35mm判換算で100mm相当、ニコンZ用とLマウント用では76mm相当の画角となる。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
作例

 

光学系は高屈折低分散ガラス2枚を含む6群8枚構成で、開放F0.95の大きなボケ効果により、立体感のある画作りを行える。金属製の鏡筒には、クラシカルな印象を与えるゼブラ柄をフォーカスリングと絞りリングに用いているのが大きな特徴。

TTArtisan 50mm f/0.95 C

 

なお、イメージサークルが大きめなので、フルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラにも使用可能。周辺減光が強く出るが、これを表現の一種だと捉えることができれば、小型軽量の大口径50mm標準レンズとして撮影を楽しめる。

TTArtisan 50mm f/0.95 C
APS-Cモードで撮影
TTArtisan 50mm f/0.95 C
フルサイズ機で撮影

銘匠光学 TTArtisan 50mm f/0.95 C 主な仕様

マウント キヤノンRF、キヤノンEF-M、ソニーE、ニコンZ、富士フイルムX、L (ライカ・パナソニック・シグマ)、マイクロフォーサーズ
フォーカス マニュアルフォーカス (MF)
焦点距離 50mm (35mm判換算 ソニーE / 富士フイルムX 76mm相当、キヤノンRF / キヤノンEF-M 81mm相当、ニコンZ / L 76mm相当、マイクロフォーサーズ 100mm相当)
開放絞り F0.95
最小絞り F16
レンズ構成 6群8枚 (高屈折低分散レンズ2枚)
絞り羽根枚数 10枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 φ58mm
最大径×長さ φ61〜64×60〜63mm (マウント部を除く)
質量 約410〜440g

※マウントにより異なる