Profoto (プロフォト) は、最大出力100Wsのモノブロックストロボ「Profoto A2」とトランスミッター「Profoto Connect Pro」を2022年6月29日に発売した。
なお「Proforo A2」と「Connect Pro」の発売により、「Profoto A10 オフカメラキット」の販売は終了となる。また、「Clic OCF アダプター II」も発表された。発売は2022年9月6日の予定だ。
定常光としても使える小型軽量モノブロックストロボ「Profoto A2」
W7.9×H7.9×D12.6cmと缶ジュースほどの大きさで、重量495g (バッテリーおよびスタンドアダプターを除く) と小型軽量、携帯性に優れたモノブロックストロボ。光源はLEDで、フラッシュ光としても定常光としても使用できる。希望小売価格は144,980円 (税込)。
定常光としての使用時は最大出力200ルーメンで、調光範囲10〜100%。色温度は3500K、演色性はCRI >80を実現する。ワイヤレス接続の「AirX接続機能」を内蔵し、Profotoのライティングシステムの一部として使用することができる。
また、2022年9月発売予定の「Clic OCF アダプター II」 を組み合わせると、Profoto OCFシリーズのすべてのライトシェーピングツールを使用できるようになる。バッテリーはAシリーズバッテリー Mkll使用時には、最大出力で400回の発光が可能。
[サイズ] W7.9×H7.9×D12.6cm [重量] 495g (本体のみ) / 773g (バッテリー、スタンドアダプターを含む) [ワイヤレス動作距離] Profotoリモート 0.5〜100m、Bluetoothデバイス 0.1〜30m
フラッシュ
[最大出力] 100Ws [出力範囲] 10 f-stops (0.1-100Ws) [色温度] 5800K ±100K [リサイクルタイム] 0.1~1.6秒 [TTL自動調光] 搭載 [HSS (ハイスピードシンクロ)] 搭載定常光
[ランプタイプ] LED [最大出力] 200lumens [調光範囲] 10〜100% [色温度] 3500K [演色性] CRI >80
複数のストロボをワイヤレスでコントロールできるトランスミッター「Profoto Connect Pro」
個々のライトを絶対出力値でリモートコントロールができるトランスミッター。ワイヤレス接続の「Air」「AirX」と互換性のあるProfotoライトをシンクロさせたり、マニュアルでコントロールが可能だ。Non-TTLのほかキヤノン用、ニコン用、富士フイルム用、ライカ用、ソニー用が用意されており、希望小売価格はいずれも56,760円 (税込)。ただしソニー用の発売日は未定。
大型ディスプレイは直感的でわかりやすく、ユーザーマニュアルが必要ないほど簡単に操作することができる究極のトランスミッターという位置付けだ。TTL自動調光で得られた適正露出値を引き継ぎ、TTLモードからMANモードに切り替えるといったこともできる。電池寿命も向上し、充電式電池にも対応した。
TTL自動調光グループコントロールも改善されており、最大100チャンネルまで利用可能。タブレットやスマートフォン向けアプリ「Profoto Control (プロフォト コントロール)」でミラーリングが可能で、情報を受け取るデバイスを選択できるようになっている。「Profoto Control」アプリによるワイヤレスアップデートも可能だ。
現時点の最適なオフカメラ・ソリューションは「Profoto A2」と「Profoto Connect」の組み合わせとのこと。価格は、現行の「Profoto A10 オフカメラキット」と同程度の価格帯になることから、シンプルな「Profoto Connect」にするか、フルコントロールの「Profoto Connect Pro」にするかは悩みどころだ。
[電源] 単4形乾電池 (リチウム、アルカリ、ニッケル水素) ×3本 [サイズ] W51×H40×D90mm [重量] 90g (本体のみ) / 125g (電池を含む)
「Profoto A2」で使えるアタッチメント「Clic OCF アダプター II」を発売予定
「Profoto A10」「Profoto A2」に対応し、最大3種類のClicカラーフィルターの重ね付けができるマグネットアタッチメント「Clic OCF アダプター II」を2022年9月6日に発売予定。金属とプラスチックを使用して、高級感のある装着感を実現する予定だ。製品画像は試作品が完成しだい発表される。予定価格は42,900円 (税込)。