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カメラでもスマホでも本格的なライティングができるストロボ「Profoto A10」

Profoto (プロフォト) は、AirXに対応するクリップオンストロボ型スタジオライト「Profoto A10」を2020年9月23日に発売した。「Profoto A10」本体と「Profoto Connect」をセットにした「Profoto オフカメラ・キット」が用意されている。キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム用をラインナップし、希望小売価格はいずれも119,800円 (税別)。ソニー用は10月初旬発売予定となっている。

Profoto A10

 

「Profoto A10」は、Bluetoothに対応する「Profoto AirX (エアーエックス)」を搭載し、スマートフォンを使ったキャプチャーやコントロールが可能。また「Profoto Cameraアプリ」を使って、ワイヤレスでA10の最新ファームウェアをダウンロードすることができる。

Profoto A10
使用イメージ

 

「Profoto AirX」は、iPhone用アプリ「Profoto Cameraアプリ」を使って、スマートフォンのカメラとストロボの同期を可能にする新技術。モノブロックストロボ「Profoto B10」シリーズに対応するものとして、2020年7月8日に発表された。
詳しくはこちら。
https://getnavi.jp/capa/news/341715/

 

「Profoto A10」の主な仕様は、AirX非搭載の前モデル「Profoto A1X」と同等となっており、マグネット式のマウントを搭載し、「Profoto Clic ライトシェーピングツール」を使ったクリエイティブな撮影ができる。

AirTTLリモート機能も搭載されており、AirTTLやHSSを利用して、ほかのProfoto製ライトとシームレスに接続し、A10からコントロールすることも可能となっている。

背面のインターフェイスは大きく、シンプルで見やすく設計されており、直感的な操作が可能。また、ライティングの確認に便利なLEDモデリングライトを搭載し、ワンタッチで交換可能な専用の大容量リチウムイオンバッテリーを内蔵するなど、操作性も優れたものとなっている。

Profoto A10

 

Profoto オフカメラ・キット

「Profoto A10」にボタンフリーのシンプルなトランスミッター「Profoto Connect」を同梱し、オフカメラ撮影を可能にするキット。キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム用がラインナップされており、希望小売価格はいずれも129,800円 (税別)。なお、ソニー用は10月初旬発売予定となっている。

Profoto A10

 

Profoto A1Xが価格改定

AirX非対応の「Profoto A1X」は、旧価格12,600円から89,800円 (いずれも税別) に価格を改定して発売中。また、「Profoto A1X」のオフカメラ・キットは99,800円 (税別) で在庫がなくなり次第販売終了となる。

 

Profoto A10 主な仕様

最大出力 76Ws
出力範囲 9 f-stop (2.0-10)
HSS出力範囲 9 f-stop (2.0-10)
リサイクルタイム 0.05-1.0
TTL自動調光 搭載
HSS(ハイスピードシンクロ) 搭載
色温度安定性 ±150 (K)
バッテリータイプ リチウムイオン
バッテリー性能 フル発光最大450回
バッテリー充電時間 115 分
サイズ 7.5×10.8×16.5cm
重量 560g (バッテリーを含む)

 

 

〈文〉柴田 誠