ウエニ貿易は、D2C (Direct to Consumer) プロジェクトのbackroom (バックルーム) から生まれたバッテリーバッグ「multi battery box (マルチバッテリーボックス)」を2022年7月14日に発売した。backroom公式WEBサイトでの販売価格は7,700円 (税込)。
「multi battery box」は、撮影中に素早くバッテリー交換を行えるよう、必要なバッテリーを整理・収納し、携帯するためのバッテリーバッグ。内部には着脱可能な仕切りがあり、スタック (収納) ボックスのように、バッテリー類をきれいに収納する。
L字形の仕切りは4通りの収納に対応。一般的なデジタル一眼用のバッテリーは4個、ストロボライトのProfoto B10シリーズ専用バッテリーであれば2個、ドローン (DJI Air 2S) の専用バッテリーであれば3個、収納できる。
取り外した仕切りは、向きを変えることで収納形態を変えることができる。片面にはカメラ用バッテリーを入れるポケットを4つ持ち、反対側には中央で仕切る折りたたみ式フラップが設けられている。
折りたたみ式フラップを起こして、収納スペースを2室にすれば、大型のバッテリーを収納可能。
本体後部にはスナップボタン付きループが2つ。腰に沿うようにデザインされており、ベルトに通して腰回りに着用可能。頻繁にバッテリーを交換する必要があるシーンでも、スムーズなバッテリー交換を行える。また、正面フラップ部にはマグネット式レンズキャップを付けることが可能。本体両サイドのループには、ピンマイクのレシーバーなどを吊すことができる。
屋外での使用に対応するため、強度・軽さ・防水性を兼ね備えた3層構造の特殊マテリアルX pacを使用し、収納したバッテリー類をしっかりと保護する。
■“光の魔術師”イルコ・アレクサンダロフさんが考案
この「multi battery box」は“光の魔術師”の異名を持つ写真家イルコ・アレクサンダロフさんが考案。backroomが撮影現場からの要望を取り入れ、プロジェクトの立ち上げから何度も試作を繰り返し、300日以上の試行錯誤を繰り返して完成している。
製造は、フィッシングバッグやカメラバッグを製造するFULLCRIP (フルクリップ) が担当。素材と縫製にこだわり、国内で作られている。
Backroom multi battery box 主な仕様
カラー ブラック
素材 X pac (ナイロン60%、ポリエステル40%)
外寸 (幅×高さ×奥行き) 205×98×55mm
内寸 (幅×高さ×奥行き) 185×90×45mm
重量 約160g
原産国 日本