富士フイルムは、スクエアフォーマットのスマホプリンター“チェキ”「INSTAX SQUARE Link」を2022年11月17日に発売する。カラーはアッシュホワイトとミッドナイトグリーンの2色をラインアップ。価格はオープンで、参考価格は17,800円 (税込)。
一足早く体験会で実機に触ることができたので、新機能を紹介しよう。
専用アプリを使って楽しむ新感覚のスマホプリンター
「INSTAX SQUARE Link」(中央) は、画面サイズ62×62mmのスクエアフォーマットのチェキフィルムにプリントすることができる。カードサイズのチェキフィルムに対応した「INSTAX mini Link 2」(左・2022年7月28日発売)、ワイドフォーマットのチェキフィルムに対応した「INSTAX Link WIDE」 (右・2021年10月22日発売) と合わせて、スマートフォンの画像をチェキフィルムにプリントできる「INSTAX Link」シリーズは3サイズが揃ったことになる。
「INSTAX SQUARE Link」の機能を楽しむには、最初にスマホへ専用アプリをインストールする。
「INSTAX SQUARE Link」本体には10枚入りのフィルムカセットを装填する。
「INSTAX SQUARE Link」とスマートフォンをBluetoothで接続する。これで準備完了だ。
チェキプリントの上でエフェクトが動く「AR Print」
専用アプリを使って、「INSTAX SQUARE Link」で出力したチェキプリントにARエフェクトを重ねて楽しめる機能「AR Print」を搭載している。アプリを起動したら、「AR Print」を選択。
ARエフェクトは5種類の中から選ぶ。「オリジナルコンテンツ」で、スマートフォンの中にあるプリントしたい写真を選んだ。
画面下からARエフェクトの種類を選ぶと画面に効果が表示される。画面内にプリントされるQRコードの位置は移動できる。
ARエフェクトの種類とQRコードの位置を決めたら、画像の調整ができる。画面下中央のボタンを押してプリントする。
プリントは画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒。ストレスを感じさせない短さだ。
プリントが完成。じわじわと絵が浮き上がってくるのが楽しい。ちなみに「INSTAX SQUARE Link」はリチウムイオン電池を内蔵し、フル充電で約100枚のプリントができる。充電時間は約80〜120分だ。
プリントのQRコードをスマートフォンのカメラで読み取る。
プリントをかざすと、ARエフェクトで彩られたチェキプリントを楽しむことができる。ハート型の風船がフワフワと写真の上に漂っている。
メッセージ付きチェキプリントが送れる「INSTAX Connect」
専用アプリから写真を選び、画面下のアイコンから「コメント」を選ぶと画面内にメッセージを入れることができるようになる。
メッセージの位置は移動できる。
メッセージ入りの写真を相手に送る。送られた人もメッセージを書き込んで、送り返すことができる。
写真が送られると、通知が届くようになっている。写真には閲覧期限が設けられている。
アプリ上部には、接続している「INSTAX SQUARE Link」のバッテリー残量とフィルムの残り枚数が表示される。
専用アクセサリーも同時発売
「INSTAX SQUARE Link」用ハードケースも本体のボディカラーに合わせて2色用意されている。価格はオープンで、参考価格は2,380円 (税込)。
スクエアフィルム用アルバムは、スクエアフィルムが上下に1枚ずつ入るようになっている。価格はオープンで、参考価格は1,680円 (税込)。
ハードケースとフォトアルバムは、「INSTAX SQUARE Link」と同じ2022年11月17日に発売される。
FUJIFILM INSTAX SQUARE Link 主な仕様
使用フィルム 富士フイルム インスタントフィルム instax SQUARE (別売)
画面サイズ 62×62mm
露光画素数 800×800ドット
露光階調 RGB各色256階調
インターフェース Bluetooth Ver.4.2 (BLE) 準拠
プリント可能画像フォーマット JPEG、PNG、HEIF、DNG
画像書き込み時間 画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒
プリント可能枚数 約100枚 (フル充電から / 使用条件により異なる)
電源 リチウムイオン電池 (内蔵型 / 取り外し不可)
充電時間 約80〜120分 (気温、バッテリー残量により異なる)
本体外寸 105×37.5×127.5mm (突起部を除く)
本体質量 236g (フィルムを除く)
付属品 USB Type-Cケーブル (30cm)