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キヤノンEOSシリーズの累計生産数が1億1千万台に! 交換レンズも累計1億6千万本を達成

キヤノンは、レンズ交換式カメラEOSシリーズの累計生産台数が、2023年3月に1億1,000万台、EOSシリーズ用の交換レンズであるRF/EFレンズシリーズの累計生産台数が、2023年5月に1億6,000万本を達成したと発表した。

キヤノンEOS累計生産台数1億1000万台、交換レンズ累計生産本数1億6000万本

 

記念すべき1億1,000万台目に生産されたカメラは「EOS R6 Mark II」、1億6,000万本目に生産された交換レンズは「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」であることが明かされた。

EOS R6 Mark II・RF24-105 L IS USM レンズキット
1億1,000万台目に生産された「EOS R6 Mark II」(写真は「RF24-105mm F4 L IS USM」装着時)

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
1億6,000万本目に生産された「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」

 

1987年3月、世界初の完全電子マウント方式を採用した銀塩 (フィルム) AF一眼レフカメラとしてスタートした「EOSシリーズ」。その後、デジタル一眼レフカメラにもこのEFマウントは引き継がれ、2003年には普及機の「EOS Kiss Digital」を生み出し、プロフェッショナル向けとしては「EOS-1D」シリーズ、一眼レフカメラによる動画撮影を普及させた「EOS 5D」シリーズなどで、時代をリードしてきた。

EOS 650
EOSシリーズの初代モデル「EOS 650」(1987年3月発売)
EOS-1D
プロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D」(2001年12月発売)
EOS Kiss Digital
ファミリー向けデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」(2003年9月発売)

 

2018年には次世代のカメラシステム「EOS R シリーズ」をリリース。新しい映像表現の可能性を広げることに努めてきた。こうしたこともあり、2003年から2022年までの20年連続でレンズ交換式デジタルカメラ世界シェアNo.1を獲得している。

EOS R
EOS Rシリーズの初代モデル「EOS R」(2018年10月発売)

EOS R100
EOS Rシリーズの普及機「EOS R100」(2023年6月発売)

 

一方、交換レンズにおいても、1987年の「EOSシリーズ」と同時に誕生した「EFレンズ」は、「USM (Ultrasonic Motor=超音波モーター)」や「IS (Image Stabilizer=手ブレ補正機構)」、「DO (Diffractive Optics=積層型回折光学素子)」などの先進技術を開発・導入し、業界をリードしてきた。2018年には、大口径・ショートフランジバックフォーカス・高速通信システムを採用した新マウントの「RFレンズ」が加わり、交換レンズ全体で合計115種類 (2023年6月28日現在、エクステンダーを含む) の豊富なレンズラインナップを形成している。

EF400mm F4 DO IS USM
EF400mm F4 DO IS USM (2001年12月発売)
RF28-70mm F2 L USM
RF28-70mm F2 L USM (2018年12月発売)
RF100-300mm F2.8 L IS USM
RF100-300mm F2.8 L IS USM (2023年5月発売)