セキドは、Hasselblad (ハッセルブラッド) の中判ミラーレスカメラ「X2D 100C」と「X1D II 50C」のレンズキットを2023年8月9日に発売した。
Hasselblad X2D 100C Lightweight Portrait Kit (ライトウェイト ポートレート キット)
「X2D 100C」は、有効1億画素の裏面照射型CMOSセンサー (センサーサイズは43.8×32.9mm) を搭載した中判ミラーレスカメラで、2022年9月9日に発売された。このレンズキットは、高精細カメラである「X2D 100C」の能力を発揮するのに最適な大口径レンズ「XCD 1,9/80」とコンパクトな広角レンズ「XCD 4/45P」の2本を組み合わせたセットとなる。販売価格は1,851,300円 (税込)。
「X2D 100C」は、忠実な肌の色合いを再現し、人間の目で近くするのに近い色調が得られる高画素機。16bitの色深度により、RAW現像やフォトレタッチの柔軟性が高いことも大きな魅力。手持ちでポートレート撮影をしてもブレのないクリアな描写が得られるように、7段分の補正効果のあるセンサーシフト式の5軸手ブレ補正機構を搭載する。また、1TBのSSDを内蔵し、RAW画像を4600枚以上保存できる。
「XCD 4/45P」は、焦点距離45mm、開放絞り値F4で、35mm判換算36mm相当となるコンパクトな広角レンズ。レンズ構成は非球面レンズ2枚を含む7群9枚。全長は47mm、重量は320gと軽く、スナップ感覚でフットワーク良く撮影できる。
「XCD 1,9/80」は、焦点距離80mm、開放絞り値F1.9で、35mm判換算63mm相当となる大口径レンズ。レンズ構成は9群14枚。重量は1044gと重いが、絞りF1.9から得られる大きなボケは、ポートレート撮影に最適。フォーカスが合ったシャープな領域とフォーカスの外れた部分の柔らかなボケ感をバランスよく捉える。
Hasselblad X1D II 50C Primer Medium Format Kit (プライマー ミディアム フォーマット キット)
「X1D II 50」Cは、有効5000万画素のCMOSセンサーを搭載したコンパクトな中判ミラーレスカメラ。このレンズキットは、「X1D II 50C」とXCDレンズの中で最もコンパクトな「XCD 4/45P」を組み合わせた入門セットとなる。販売価格は580,800円 (税込)。