カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」が、2024年2月22日~25日にリアル会場とオンラインで開催。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
バンガード
三脚やカメラバッグがあふれるように展示されているバンガードのブースは、黄色のサインボードが遠くからでも目をひくつくりになっている。
VEO CITYシリーズのショルダーバッグを初披露
シンプルでモダンなデザインのカメラパッグ「VEO CITY」シリーズに、新たに登場したのがショルダーバッグSシリーズ。発売は2024年4月12日の予定だが、ひと足早くCP+の会場でお披露目されている。容量7Lの「S30」と容量10Lの「S36」の2サイズで、従来のクロスボディバッグやポーチと同じ素材を採用。デザインも踏襲されており、シリーズで統一感のあるものとなっている。カラーはグレーとネイビーの2色展開で、クロスボディバッグやポーチにあったグリーンは採用されていない。
マグネットタイプのフラップを開けた状態。手前に大きなアクセサリーポーチが装備されている。
フラップの裏にもポケットが設けられている。アクセサリーポーチはファスナーで着脱が可能。取り外してストラップを装着すれば単体でも使用できる。
フラップにはスキミングを防止するRFIDプロテクションが設けられており、フラップ裏のポケットに入れたクレジットカードなどの情報が読み取られないようになっている。
「VEO CITY S36」は、底面のループにストラップを通すと三脚を装着できる。
背面下部のファスナーの中にはレインカバーが収納されている。
VEO CITYシリーズにバックパックが新登場
「VEO CITYシリーズ」に、バックパックBシリーズも新登場。こちらも2024年4月12日発売予定だ。容量12Lの「B37」、容量16Lの「B42」、容量21Lの「B46」の3サイズをラインアップする。こちらもSシリーズと同様、カラーはグレーとネイビーの2色展開となっている。
オールインワンタイプの「VEO CITY」シリーズらしく、外側はガッチリしているが中身はすっきりしている。基本は背面からのアクセスだが、上部からのアクセスも可能。フラップ裏のポケットには、ショルダーバッグと同じくRFIDプロテクションが施されている。背面の裏側にも豊富なポケットが設けられ、拡張可能なサイドポケットには三脚の収納も可能だ。
付属のアクセサリーポーチにはショルダーストラップが装着できる。「VEO CITY B46」には、さらに取り外し可能なソフトポーチも付属する。
ショルダーストラップや背当てのクッションは、通気性の高い4D Airファイバーを採用。ストラップにはポケットが設けられている。
ALTA SKYシリーズにも新サイズが追加
優れた機材保護力と柔軟な収納システムが魅力の「ALTA SKY」シリーズに、容量17Lの「ALTA SKY 42」と容量24.4Lの「ALTA SKY 62」が新たにラインアップされた。超望遠レンズの収納を想定している「ALTA SKY 66」(容量30L) や「ALTA SKY 68」(容量36L) よりも小型のバックパックで、カメラシステムはもちろんドローンの収納にも対応する。今年夏の発売を予定している。