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【ハンズオン】約9年ぶりの新モデル「ソニー RX10 V」はココが進化した! 光学25倍ズーム搭載のレンズ一体型カメラ

ソニーは、光学25倍ズームレンズを搭載したレンズ一体型デジタルカメラ「RX10 V」を2026年7月31日に発売します。

RX10 V
付属フード装着時

 

前モデル「RX10 IV」が2017年10月に発売されてから9年弱。大型の1.0型センサーを搭載するRX10シリーズの第5世代モデルがデビューします。価格はオープンで、市場推定価格は360,000円前後 (税込)。

RX10 V

 

AF性能と高速性能が大幅に強化されたほか、描写や動画性能、操作性なども向上しています。ハンズオン写真も交えて紹介します。

■広角から超望遠までカバーする高倍率ズーム

前モデルと同様、35mm判換算で24mmから600mmまでカバーする光学25倍ズームレンズ「ZEISS Vario-Sonnar T* F2.4-4.0」を搭載。広角端24mm相当ではレンズ先端から約3cmまで被写体に寄れるマクロ撮影、望遠端600mm相当では約72cmまで寄れるテレマクロ撮影も可能です。撮影倍率は、広角端で0.42倍相当、望遠端で0.49倍相当となります。

RX10 V

RX10 V
左が24mm時、右が600mm時。

■最大30コマ/秒のブラックアウトフリー連写

有効約2010万画素の1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサーと、画像処理エンジン「BIONZ XR」との組み合わせにより、AF/AE追随で最大30コマ/秒のブラックアウトフリー連写が可能になりました

※電子シャッター [Hi+] 連写モード時。

「連写速度ブースト」機能をカスタムボタンに割り当てることで、連写中に任意のタイミングで連写速度を変更することも可能です。

RX10 V

■AF性能が大幅に進化

リアルタイム認識AFを強化
高速化した画像処理エンジンとAIプロセッシングユニットの搭載により、AF性能が大幅に進化。「リアルタイム認識AF」は、ディープラーニングを活用したAI処理により認識対象が増え、「人物」「動物/鳥」「動物」「鳥」「昆虫」「車/列車」「飛行機」を選択できます。さらに、被写体を自動的に認識する「オート」モードも新設。また、静止画だけでなく動画でも使用可能になりました。

人物は、姿勢推定技術を用いることで、瞳や顔に加え頭部や胴体も高精度に認識。背を向けている場合や、サングラスなどで顔の一部が隠れている場合でも認識が可能です。

リアルタイムトラッキングを搭載
AIを活用した「リアルタイムトラッキング」も搭載されています。被写体をタッチしてシャッターボタンを半押しすると、自動で追尾を開始。最大約60回/秒のAF/AE演算処理により、動きの速い被写体も捉え続けます。

ファストハイブリッドAF
像面位相差AF方式とコントラストAF方式を併用する「ファストハイブリッドAF」システムを搭載。位相差測距点は、従来の最大315点から最大575点にアップ。画面カバー率も従来の約65%から約70.6%となり、小さな被写体や動きのある被写体をピンポイントで捉えやすくなりました。

■描写性能

色再現性が向上しており、画面の隅々まで明るく鮮明な描写を実現します。画づくり機能「クリエイティブルック」と、階調補正機能「Dレンジオプティマイザー」も強化されました。

クリエイティブルックに2つのモードを追加
写真や動画を好みの雰囲気に仕上げることができる「クリエイティブルック」は、12種類のモードをプリセット。コントラストを少し強めつつ色調を抑える「FL2」、鮮やかな色合いを保ちつつコントラストを少し抑える「FL3」が追加されています。

RX10 V
コントラストを少し強めつつ色調を抑えることで、ノスタルジックな雰囲気を演出する「FL2」(左)、鮮やかな色合いを保ちつつコントラストを少し抑えることで、明るく開放的な雰囲気を演出する「FL3」(右)。

Dレンジオプティマイザーの補正レベルを拡張
暗部から明部までを最適な階調に自動調整する「Dレンジオプティマイザー」は、補正レベルがLv8まで拡張されました。逆光が強いシーンの撮影に効果的です。

RX10 V
Dレンジオプティマイザー 切 (左)、Dレンジオプティマイザー Lv8 (右)。

■動画性能を強化

動画撮影は、4K120p記録に対応。S&Qモードでは最大5倍のスローモーション映像も撮影可能です。手持ち撮影での手ブレを強力に補正する「アクティブモード」や、被写体を自動的に追尾・トリミングして構図を最適化する「オートフレーミング」も新たに搭載されました。

※S&Qモードでは、音声は記録されません。

また、Cinema Lineの「FX3」にも採用されている「S-Cinetone」を搭載。映画のような色合いやトーンが得られるルックで、人物の肌色も美しく表現できます。そのほか、タイムラプス撮影、ショットマークによる静止画自動切り出し、カラーグレーディングを前提とした「S-Log3」対応、最大16種類のユーザーLUTインポート、4K30pライブストリーミングへの対応など、動画性能も充実しています。

■操作性

操作性は、レンズ交換式のαシリーズを継承。外観は「α99 II」テイストだった前モデルのデザインから、「α1 II」テイストのデザインへと変更されています。

RX10 V
左が「RX10 V」、右が「RX10 IV」。
RX10 V
左が「RX10 V」、右が「RX10 IV」。前面右上に、動画記録状態を示すタリーランプが新設されています。

 

背面には、AF-ONボタンやマルチセレクターが新設されました。電子ビューファインダーは、0.5型 約368万ドットに大型・高精細化。ファインダー倍率は約0.78倍 (35mm判換算) となっています。

RX10 V
左が「RX10 V」、右が「RX10 IV」。

 

チルト液晶モニターは、従来の3.0型 約144万ドットから3.0型 約162万ドットに高精細化。縦位置撮影時は縦表示に対応します。

RX10 V

 

グリップは人間工学に基づいたデザインに変更し、ホールド性を向上させました。ボタン配置も、スムーズに操作できるように最適化されています。「α7R VI」を踏襲したモードダイヤルが設けられています。

RX10 V
左が「RX10 V」、右が「RX10 IV」。

 

バッテリーは、高容量の「NP-FZ100」をRX10シリーズで初採用。静止画撮影枚数が従来比で約50%アップし、液晶モニター使用時は約630枚、電子ビューファインダー使用時は約570枚まで撮影可能です。

RX10 V

SONY RX10 V 主な仕様

型名 DSC-RX10M5
有効画素数 静止画時 最大約2010万画素、動画時 最大約1680万画素
撮像素子 1.0型 (13.2×8.8mm) Exmor RS CMOSセンサー
レンズ [焦点距離] 24〜600mm (35mm判換算) [開放F値] F2.4〜F4.0 [光学ズーム倍率] 25倍 [最短撮影距離] 約3cm (W端)、約72cm (T端) [フィルター径] 72mm
ISO感度 ISO100〜12800 (拡張 : 下限ISO64)
シャッター速度 [静止画 メカシャッター] F2.4〜F7.1時 1/1000〜30秒、F8.0〜時 1/2000〜30秒、バルブ [静止画 電子シャッター] 1/16000〜30秒 [動画] 1/12800〜1秒
ファインダー 0.5型 約368万ドット 電子ビューファインダー (Quad-VGA OLED) [倍率] 約0.78倍 (35mm判換算)
画像モニター 3.0型 約162万ドット チルト可動式液晶モニター (タッチパネル)
カードスロット SD (UHS-I/II対応)
幅×高さ×奥行 約136.4×94.5×151.3mm (レンズ先端からモニターまで 約136.4×94.5×131.9mm)
質量 約1026g (本体のみ) / 約1111g (バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100、レンズキャップ、アクセサリーシューキャップ、レンズフード、ショルダーストラップ