機材レポート

比べて感心『オリンパスE-510』の軽快さ

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キヤノンEOS5Dボディ(写真右)の重さは810㌘。一方、今回購入したオリンパスE-510ボディ+ED14~42ミリ+35ミリマクロの合計は825㌘! か、軽っ!!

前回も述べたけど、オリンパスE-510ボディは470㌘というライト級の軽さ。さすがに兄弟機のE-410には負けるけど(375㌘)、キヤノンEOSKissデジタルX(510㌘)やニコンD40(475㌘)やペンタックスK100Dスーパー(560㌘)よりも軽いんだよね。しかも、ボディ内手ブレ補正を搭載し、有効画素数も1000万画素機と十分…。そう考えると、E-510の「470㌘」という数値は、より価値のあるモノに感じられる。

これも前回に述べたけど、ボクは作品づくりを意識した撮影ではキヤノンEOS5Dを使うことが多い。そのボディの重さは810㌘。まあ、使い慣れたボディなので、特に「重い」とは思わないけど、それに慣れたボクには、E-510の軽さがより印象的だった。…でもって、今回購入した2本のレンズが、これまたメチャ軽い! 標準ズームのED14~42ミリF3.5-5.6が190㌘で、35ミリF3.5マクロは165㌘! え~と、E-510ボディの470㌘に190㌘と165㌘を加えると…なんと825㌘!! キヤノンEOS5Dボディ並なのだな。

ボクにとって、このオリンパスE-510は「軽快な旅カメラ」であると同時に「軽快な仕事用カメラ」でもある。他の一眼レフ(ボディとレンズ群)が主役だったり、テスト&作例撮影で数多くのコンパクトデジカメを持参しなくちゃいけない事もある…。そういった状況での”状況&ブツ撮影”には、収納性に優れた軽快な撮影機材が不可欠。ボディ内手ブレ補正を搭載するE-510なら、メインレンズが開放F値が暗めのED14~42ミリF3.5-5.6でも、さほど不満に感じないだろうしね~(ブツ撮影とかなら)。

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適度なサイズのグリップが設けてあるので、小振りなボディの割にはホールド性能が高い。それにしても軽いなぁ~。E-510ボディ+ED14~42ミリ(いずれも本体のみ)で660㌘だもんねぇ。

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通いなれた神代植物公園のバス停近く。もう9月も半ばだというのに、この暑さは一体ナニよ? 遠方の明るい青空と、歩道に伸びる木の影…。そのコントラストが”夏の名残”を感じさせてくれた (E-510 ED14-42mmF3.5-5.6)