宮武健仁(みやたけ たけひと)
1966年大阪生まれ、徳島育ち。「紀伊半島で水」をテーマとして撮りはじめ、郷里の吉野川を中心に四国の水のある風景を撮り歩く。桜島の噴火を見て以来、大地のマグマの「赤い火」の迫力と、火山国の日本の各地にある地球の活動が感じられる風景と、その近くを流れる清流と、そこに暮らす光る生き物たちを追って全国を旅する。桜島の赤く光る溶岩や、ホタルの緑に輝く川、ホタルイカの青く輝く浜などの光景が評価されてニューヨークへも招待され、個展「日本の夜と光」を開催。「日経ナショナルジオグラフィック写真賞2013」グランプリ受賞。